麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン11日目の対局が10月22日(木)に開催された。
この日は実況解説の掛け合いに名場面が多く、村上が朝倉のキャッチフレーズとして「ウマぶりホースマン」を発案したものの見事にスルーされ、村上がおどける場面や
番組のエンディングで、日吉が村上「じぇん」と噛んでしまい、村上に爆笑されるなど、非常に和やかな場面が見られた。
第1試合
第1試合は亜樹、瑞原、高宮、近藤の対戦。女性3人のチームであるフェニックスから唯一男性が出場という珍しいパターンとなった。
東3局、親番を迎えた瑞原が待ちでを一発ツモ。なんと瑞原は2019シーズンではリーチ一発でのアガリがなく、2シーズン目にして初めての一発ツモを決めた。
その次局も厳しい配牌から丁寧に進行、ダブを自力で暗刻にした12000をダマテンにして高宮からのアガリを決めた。
しかし東4局4本場の親番で近藤がドラドラの七対子をリーチ。見事にツモって6000オール。一気に瑞原をかわしてトップ目に立った。
その後も近藤は的確にアガリを決めてリードを確保。
オーラス瑞原は満貫ツモ条件でリーチに漕ぎつけたが、アガリ牌は脇に流れ流局。近藤は個人連勝を決めた。
第1試合結果
1位 近藤(フェニックス)+68.5
2位 瑞原(Pirates)+20.6
3位 亜樹(風林火山)▲21.3
4位 高宮(麻雀格闘倶楽部)▲67.8
第2試合
第2試合は勝又、朝倉、藤崎、和久津が出場。
東1局1本場に朝倉が満貫ツモで一歩リード。
東4局の親番でも4000オールの加点で差を広げた。
その後は勝又が的確にアガリを決めて点差を縮めにかかる。
南3局は現状4着目の藤崎が2000・4000のアガリで3着目に浮上してオーラスを迎えた。
オーラスは満貫ツモで3着浮上条件の和久津がドラ3のリーチ。ツモって裏1の3000・6000で決着。トップは朝倉の逃げ切りとなった。
第2試合結果
1位 朝倉(Pirates)+61.3
2位 勝又(風林火山)+11.2
3位 和久津(フェニックス)▲22.8
4位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲49.7
10月22日トータル結果
Pirates +81.9
フェニックス +45.7
風林火山 ▲10.1
麻雀格闘倶楽部 ▲117.5
先日連勝で最下位を脱出した麻雀格闘倶楽部が連続4着で再び最下位に陥落。Piratesは2着1着でポイントを大きくプラスした。