麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン16日目の対局が10月30日(金)に開催された。
第1試合
第1試合はたろう、瑞原、高宮、白鳥の対戦。
東1局は3軒聴牌が入る中、高宮が2000・4000をアガって幸先良いスタートを切る。
その後は決定打がなかなか出ない展開。小場のまま南入となった。
南1局では親の瑞原と白鳥の2軒リーチ。白鳥が3900のアガリで一歩高宮に近づいた。
しかし南2局ですかさず瑞原が白鳥から8000のアガリで再び大混戦に。
南3局のたろうの親番では、瑞原が仕掛けての聴牌、親のたろうものシャンポン聴牌となった局面で、たろうは既に切っているを掴んだがここでしっかりと迂回。次巡にを引き、カンで聴牌を取り直した。
その後白鳥もの形の待ちリーチ。全員がマンズの引き合いに持ち込まれ、瑞原の海底のツモ牌は。聴牌料もほしい場面だったが、瑞原は的確なオリで窮地を脱した。
その後の1本場、たろうが6巡目リーチに出たが、丁寧に進めた瑞原が14巡目に追いかけリーチ。手詰まりとなった白鳥から5200のアガリを決め瑞原が2着目に浮上した。
オーラスはトップ目の高宮が仕掛けてアガリを決めて嬉しい今シーズン初勝利を飾った。
第1試合結果
1位 高宮(麻雀格闘倶楽部)+55.1
2位 瑞原(Pirates)+8.1
3位 たろう(ドリブンズ)▲18.5
4位 白鳥(ABEMAS)▲44.7
第2試合
第2試合は園田、朝倉、前原、多井が出場
東2局に親の多井が前原から12000のアガリで一歩リード。しかしイーシャンテン時にが押し切れず純チャンは逃す格好に。充分な加点だがアガリの形としては少々勿体なさを感じてしまう形となった。
その後東4局の親番で園田が平和ドラドラのリーチをツモって裏1の6000オール。多井をかわしてトップ目に立った。
その後は前原が2000・4000、4000オールのアガリを決めて箱下から3着目に浮上した。
南1局2本場にはなんと園田がドラ赤のダブルリーチ。しかし手形が整っていた多井が果敢に押し返し2000・4000のアガリを決めてトップ目に浮上した。
南3局3本場、更なる加点で園田を突き放す事を狙った多井は4巡目の平和のみの聴牌をダマテンにせずにリーチ。しかし僅差の2着目の園田は果敢に押し返し、多井から3900の直撃を決めた。
南4局は再びトップを目指す多井と前原の2軒リーチ。親の園田も聴牌を入れていたが、前原の1発ツモで決着。園田は苦しみながらも今シーズン初勝利を手にした。
第2試合結果
1位 園田(ドリブンズ)+57.9
2位 多井(ABEMAS)+11.4
3位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲18.6
4位 朝倉(Pirates)▲50.7
10月30日トータル結果
ドリブンズ+39.4
麻雀格闘倶楽部+36.5
ABEMAS▲33.3
Pirates▲42.6
首位ドリブンズが更にスコアを伸ばした。麻雀格闘倶楽部もスコアを伸ばして7位に浮上した。