麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン38日目の対局が12月8日(火)に開催された。
第1試合
第1試合は寿人、石橋、白鳥、和久津の対戦。
東1局に親の白鳥が先引っ掛け含みの嵌リーチ。和久津が追いつくもが余剰牌となり苦渋の放銃、なんとリーチ・中・一盃口・ドラ4・裏2の24000となりいきなり大きな一撃となった。
しかしここから寿人が猛チャージを見せる。東2局1本場では寿人が白鳥から8000のアガリで点差を縮める。
その次局でも寿人が白鳥から2000のアガリであっという間にトップ目は入れ替わった。
東4局1本場は更に加点を狙った寿人の親リーチをかいくぐって和久津が2000・4000のアガリで南入。
南2局は1本場では寿人が要所のリーチをしっかりツモって2000・4000で一歩リードを得た。
南3局1本場でも先制の役アリ聴牌をリーチ。石橋から8000のアガリでセーフティリードを得てしっかり逃げ切った。
第1試合結果
1位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+66.5
2位 白鳥(ABEMAS)+9.0
3位 石橋(Pirates)▲18.8
4位 和久津(フェニックス)▲56.7
第2試合
第2試合は藤崎、瑞原、日向、茅森が出場。全チームメンバーチェンジとなった。
東1局は親の瑞原がホンイツの仕掛けで藤崎から5800の先制。
その後は小さいアガリが続き接戦のまま南入。南1局1本場は茅森が国士無双のイーシャンテンまで進むも、日向が藤崎から3900のアガリで女性陣が更に接戦となった。
南2局は藤崎が七対子のリーチ。仕掛けた茅森も満貫の聴牌となった。瑞原に勝負手が入りリーチに出るも、宣言牌が茅森に捕まり茅森が8000のアガリを決めた。
南3局は瑞原が藤崎との2軒リーチを制して8000のアガリ。オーラスに満貫ツモでのトップ条件を残した。
オーラスは瑞原がツモればトップのリーチに出るも、藤崎がアガリを決めて決着。茅森が苦しいチーム状況を救う大きな1勝を手にした。
第2試合結果
1位 茅森(フェニックス)+57.2
2位 瑞原(Pirates)+7.6
3位 日向(ABEMAS)▲13.6
4位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲51.2
12月8日トータル結果
麻雀格闘倶楽部+15.3
フェニックス+0.5
ABEMAS▲4.6
Pirates▲11.2
各チームほぼポイントを分け合う結果となった。フェニックスはわずかなプラスだったが、雷電をかわして7位に浮上した。