麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン40日目の対局が12月11日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は滝沢、小林、松本、黒沢の対戦。
東1局は滝沢が聴牌外しからの手順で黒沢から5200のアガリで先制。
その後は小場で進行して滝沢もリードを広げられないまま南入。
南1局2本場で親番を迎えた黒沢が追いかけリーチ。先制リーチの滝沢からアガって裏3で18000のアガリを決めていきなりトップ目に浮上した。
その後の3本場では滝沢が松本との2軒リーチを制して1300・2600。3着目に浮上した。
南3局には親の滝沢が3面張のリーチを一発でツモって裏1。4000オールで2着まで浮上した。
オーラスはアガればトップの黒沢が一枚目のスルーから門前で待ちの聴牌にたどり着き、しっかりとアガリきって決着。ラスなし記録を継続しながら個人3勝目を飾った。
松本は今シーズン初ラスとなり、現在のラスなしは黒沢、小林の2名となった。
第1試合結果
1位 黒沢(雷電)+60.3
2位 滝沢(風林火山)+5.5
3位 小林(Pirates)▲18.7
4位 松本(ABEMAS)▲47.1
第2試合
第2試合は滝沢、朝倉、白鳥、瀬戸熊が出場。滝沢が連続出場。その他3チームはメンバーチェンジとなった。
朝倉が東1局に2000点をアガった後の東2局に3軒リーチを制して2600オールのアガリで一歩リードを得る。
更にその後の1本場で白鳥から12000のアガリを決めて朝倉は大きくリードを広げた。
東4局には瀬戸熊が競り合いを制して海底で2000オールのアガリを決めて連荘。
その後の1本場、朝倉が役無しの先制リーチ。瀬戸熊も追いついて追いかけ立直に出たが山には6対1。しかし残り1枚を朝倉が1発で掴んで12000。一気に瀬戸熊がトップ目に立った。
南1局3本場でも瀬戸熊が5200のアガリでリードを広げた。
南2局では朝倉と白鳥の2軒リーチ、滝沢も聴牌でプッシュしていたが、白鳥が滝沢から8000のアガリとなって3着目に浮上した。
南3局、南4局は瀬戸熊、白鳥があっさりアガリを決め着順を確保。雷電が大きな連勝を決めた。
第2試合結果
1位 瀬戸熊(雷電)+67.9
2位 朝倉(Pirates)+14.8
3位 白鳥(ABEMAS)▲27.7
4位 滝沢(風林火山)▲55.0
12月11日トータル結果
雷電+128.2
Pirates▲3.9
風林火山▲49.5
ABEMAS▲74.8
雷電が大きな連勝で6位に浮上。最下位のフェニックスはやや水をあけられ正念場となった。