麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン70日目の対局が2月5日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は滝沢、瑞原、松本、瀬戸熊の対戦。
東1局は親の瑞原がホンイツの仕掛けで2600オールのアガリで連荘。
東1局2本場では瑞原が高め一盃口のリーチ。高めツモの4000オールを決めてリードを広げた。
その後の3本場では滝沢がドラ4の平和聴牌。瑞原も聴牌を入れていたが滝沢がツモって3000・6000のアガリを決めた。
東2局は松本が高め三色のリーチ。高めツモの3000・6000で点差を縮めた。
東4局には瑞原が松本から満貫のアガリを決めてリードを広げて南入となった。
南1局は松本が七対子のリーチ。滝沢から満貫のアガリを決めた。
南2局でも松本がホンイツ・七対子・ドラ2の12000をトップ目瑞原から直撃。一気にトップ目に浮上した。
4着目で親番を迎えた瀬戸熊だったが、2局連続の4000オールを決めて一気にトップ目まで浮上した。
3着目となった瑞原だが、南3局3本場にチャンタのリーチで松本から6400。2着目に浮上してオーラスを迎えた。
オーラス瑞原は満貫条件。ドラドラの先制リーチに辿り着いてツモアガリを決めて苦しいチームに大きな一勝を持ち帰った。
第1試合結果
1位 瑞原(Pirates)+60.1
2位 瀬戸熊(雷電)+16.8
3位 松本(ABEMAS)▲22.7
4位 滝沢(風林火山)▲54.2
第2試合
第2試合は勝又、小林、多井、黒沢が出場。
東1局は小林が仕掛けて500・1000のアガリ。
東3局は勝又が仕掛けて小林から8000のアガリで一歩リードを得た。
東4局は黒沢と勝又の2軒リーチ。黒沢が2000・4000のアガリを決めてトップ目に浮上した。
南1局は親の黒沢が先制リーチ。小林に追いかけられながらもツモって裏裏の4000オールで大きく抜け出した。
南1局2本場は多井がホンイツの仕掛けで勝又から3900のアガリで2着目に浮上。
南2局は小林がリーチ。聴牌を入れていた多井から5200のアガリで2着争いは接戦に。
南4局は小林との仕掛けあいを勝又が制して2000点のアガリで連荘。
その後の2本場は多井がドラポンのチャンタ聴牌。しかし七対子赤のリーチに辿り着いた小林が多井からのアガリを決めて裏裏。値千金の2着浮上を決めた。トップは黒沢が悠々と逃げ切りを決めた。
第2試合結果
1位 黒沢(雷電)+69.5
2位 小林(Pirates)+4.7
3位 勝又(風林火山)▲17.9
4位 多井(ABEMAS)▲56.3
2月5日トータル結果
雷電(瀬戸熊2着・黒沢1着)+86.3
Pirates(瑞原1着・小林2着)+64.8
風林火山(滝沢4着・勝又3着)▲72.1
ABEMAS(松本3着・多井4着)▲79.0
雷電が大きくスコアを伸ばして2位に浮上。風林火山は貯金を大きく切り崩して次4着を引くとマイナスポイントに突入する所まで来てしまった。Piratesは今週トップ2回2着2回で大きくポイントを増やしてセミファイナル進出圏が大きく迫りまだまだ首位ABEMAS以外は予断を許さない状況となっている。