麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン80日目の対局が2月23日(火)に開催された。
第1試合
第1試合は勝又、和久津、寿人、松本の対戦。
東1局は親の寿人が4巡目リーチで2600オールのアガリを決めて幸先のよいスタート。
東2局には勝又が連荘するも3本場で和久津が3000・6000を決めてトップ目に浮上。
東3局は勝又が1300・2600でトップ目に浮上。目まぐるしい展開となった。
東4局でも勝又が2000・4000をアガって更に加点に成功した。
南1局では和久津のリーチに追いかけた親の寿人が一発ツモの6000オールを決めて一気にトップ目に浮上した。
南2局2本場では松本のリーチに親の勝又がダブドラのを勝負して追いかけ立直。松本から4800のアガリを決めた。
その次局も勝又と松本の2軒リーチ。今度は松本が1300・2600のアガリとなった。
南3局は和久津が松本との競り合いを制して4000オールでトップ争いに加わった。
やや置いて行かれた松本だが、その後の1本場で2000・4000のアガリを決めてオーラスの親番を迎える。
するとオーラスで和久津から12000、2000オールと連続でアガリを決めてトップ目寿人まであと僅かと迫った。
しかしその後の2本場では寿人が仕掛けてアガリきって勝負に終止符を打った。
第1試合結果
1位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+56.1
2位 松本(ABEMAS)+10.4
3位 勝又(風林火山)▲15.4
4位 和久津(フェニックス)▲51.1
第2試合
第2試合は亜樹、近藤、藤崎、松本が出場。
東1局は近藤が4面張リーチをツモって2000・4000で一歩リード。(ツモ牌は)
東2局の親番でもダブ仕掛けのチャンタで藤崎から7700のアガリでリードを広げた。
その次局も近藤がリーチに出るも松本が赤3の仕掛けをツモって2000・4000で追撃。
しかし東4局1本場で近藤が松本から満貫のアガリでリードを広げて南入。
南2局は松本が藤崎との2軒リーチを制して3900のアガリ。
南3局は苦しい状況となった藤崎が一発ツモの4000オールを決めて2着争いは接戦の様相に。
その後の2本場では亜樹がドラを仕掛けて聴牌。嵌張とシャンポン選択で裏目を引くも冷静にフリテンに受け変えて2000・4000のアガリを決めた。
最終局は松本が仕掛けて3着確保のアガリで決着。序盤にアガリをしっかり決めた近藤の逃げ切りとなった。
第2試合結果
1位 近藤(フェニックス)+54.8
2位 亜樹(風林火山)+7.5
3位 松本(ABEMAS)▲19.4
4位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲42.9
2月23日トータル結果
麻雀格闘倶楽部(寿人1着・藤崎4着)+13.2
フェニックス(和久津4着・近藤1着)+3.7
風林火山(勝又3着・亜樹2着)▲7.9
ABEMAS(松本2着・松本3着)▲9.0
本日は1試合目と2試合目でそのまま着順が入れ替わり、ポイントはほぼ据え置きとなった。個人首位の寿人は更に勝利を重ねて個人ポイントは516.7ポイントと当初に掲げていた500ポイントに乗せた。