麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン86日目の対局が3月5日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は滝沢、萩原、堀、多井の対戦。
東1局はいきなりの3軒リーチとなったが萩原が多井から満貫のアガリを決める。
東2局は先程放銃に回った多井が3000・6000のアガリを決めて失点を取り返す。
東3局は堀が滝沢から5200のアガリを決める。
東4局の親番を迎えた堀が先制リーチをツモって4000オールで一歩抜け出した。
しかし南1局では萩原と多井の2軒リーチ。多井が一発ツモで6000オールのアガリで大きく抜け出す。
その次局もチンイツのダマテンで再び6000オール、一気に大きなリードを獲得した。
その後の2本場では滝沢が多井から5200のアガリ。
南3局は多井がダマテンで萩原から8000のアガリ、萩原が苦しいラス落ちとなってオーラスを迎えた。
南4局は萩原と滝沢の2軒聴牌。滝沢が満貫のアガリで3着を確保して決着。多井が大きなトップを獲得した。
第1試合結果
1位 多井(ABEMAS)+87.8
2位 堀(サクラナイツ)+5.1
3位 滝沢(風林火山)▲26.5
4位 萩原(雷電)▲66.4
第2試合
第2試合は滝沢、瀬戸熊、内川、松本が出場。
東2局は瀬戸熊、松本、滝沢の3軒聴牌。松本はダマで倍満の勝負手だったが瀬戸熊が滝沢から5200のアガリを決める。
東4局1本場では瀬戸熊が先制リーチに出るも親の滝沢がドラ暗刻の追いかけ立直。一発で瀬戸熊から18000のアガリを決めて一気にトップ目に立つ。
苦しい放銃となってしまった瀬戸熊だが、次局にすかさず3000・6000を決めて取り返す。
南1局は内川が仕掛けて松本から8000のアガリで滝沢と僅差の2着目に。
南2局は松本がツモ拒否から三暗刻の手替わりを捉えて瀬戸熊から3200のアガリを決めて親番を迎える。
南3局は内川が仕掛けてアガリきって微差のトップ目で親番を迎えた。
南4局は内川がどちらも役牌でどちらもドラのシャンポン待ちとなって松本から12000のアガリで決着。このトップで内川は個人成績2位に浮上して今シーズンの個人MVPを射程圏内に捉えた。
第2試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+65.4
2位 滝沢(風林火山)+11.1
3位 瀬戸熊(雷電)▲18.5
4位 松本(ABEMAS)▲58.0
3月5日トータル結果
サクラナイツ(堀2着・内川1着)+70.5
ABEMAS(多井1着・松本4着)+29.8
風林火山(滝沢3着・滝沢2着)▲15.4
雷電(萩原4着・瀬戸熊3着)▲84.9
上位のサクラナイツ、ABEMASがポイントを伸ばして3位以下とのポイント差を伸ばした。雷電は苦しい戦いとなり最下位に陥落。残り4戦の戦いにすべてをかけて戦う。