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【Mリーグ何切る】仲林の選択!どのように三色を捉えるのか!?【12月6日第2試合】

【Mリーグ何切る】仲林の選択!どのように三色を捉えるのか!?【12月6日第2試合】

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Mリーグ2022-23シーズンも94試合中38試合を終え、序盤戦から中盤戦に入ってきた様相となっている。

当記事では12月6日の第2試合。仲林圭選手の選択を振り返る。

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東1局 仲林の選択
6巡目 仲林の手牌 ©ABEMA
6巡目 仲林の手牌 ©Mリーグ機構

この場面、親番の聴牌ではあるが、[②][③]共に場に1枚見え、ドラ付近の牌だけにあがりづらい待ちでリーチは行きづらい。その上、[①]は三色で[④]はドラ。ここを面子として使わないのは非常に勿体なく感じられる。

そこを活かすにはどうしたら良いのか?そのためにはマンズの[五][六][七]、ピンズの[⑦][⑧][⑨]のいずれかを面子ではなく雀頭にする手法だ。

ここで解説の多井、石橋がそれぞれに意見を述べていた。多井「打[⑧]」石橋「打[六]

どちらも主となる狙いはターツ部分を雀頭に組み替えた[①][④]待ちリーチなのだが、その選択差にはそれぞれ細かい理由がある。

石橋「打[六]のメリットは、[赤五]引きや、その後のツモによっての純チャンも見込め、更なる打点向上のルートがある」

多井「打[⑧]のメリットは、ピンズ上の場況の良さ。瀬戸熊、園田の[⑥]切りが早く、ピンズの上目はかなり残っているように見える。一刻も早く[①][④]リーチに仕上げたいので重なりやすさを重視したい。」

6巡目時点での他選手の手牌 ©Mリーグ機構

実際には園田は七対子を主に見ていたため[⑦][⑧]を保有していたが、[⑦][⑨]はあわせて5枚残り、[五][七]は山に2枚残りとなっていた。

12巡目 仲林のリーチ ©Mリーグ機構

6巡目の同順に瀬戸熊の先制リーチを受けながらも価値の大きな手なので仲林は形を維持。打[⑧]選択であれば[⑨]の縦重なりを捉えて[④]のツモアガリとなっていたが、最終的には[①][④]ノベタン待ちでの追いかけリーチとなった。

瀬戸熊への8000の放銃に ©Mリーグ機構

結果は瀬戸熊への8000の放銃に。しかし価値の大きな手を作りあげる事には成功した。

選手の選択の狙いと要素をより理解することでMリーグをより楽しみましょう!

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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