今季から女流プロ限定となった夕刊フジ杯。
大会は団体戦と個人戦の並立制で、1年間にわたって開催されます。
参加チームは12チーム、参加選手は33名(第1節終了時点)。
◆団体戦
・各リーグ4チームの3リーグ制(White・Blue・Red)
・各チームは最低2名(最大3名)の選手で構成
・各リーグで6節の予選を行います
・1節に付き半荘3回対局(トータル半荘18回)
・各節、出場する選手に制限はありません
・一人で1節(半荘3回)打ち抜いてもいいし、3人で半荘1回ずつ対局しても構いません。
・成績評価は「勝敗システム」を使用(後述)
・各リーグ1位のチームは団体決勝戦進出
・各リーグ2位のチームはplay-off進出
・各リーグ3位チームのうち勝率が最も高いチームがplay-offに進出します(同勝率の場合はポイントで決定)
●play-off
・半荘3回戦の戦いです。予選の成績は持ち越しません。
・勝率1位のチームが決勝戦に進みます。
●決勝戦
・半荘4回戦の戦いです。
◆個人戦
・予選リーグ戦で成績上位8名の選手で個人戦を行います。
・個人戦に出場できる規定打荘数を「6荘」とします。
●準決勝
・準決勝の組み合わせは予選リーグ戦の個人成績によって決めます。
・A卓=1位・4位・5位・8位
・B卓=2位・3位・6位・7位
・半荘3回戦の戦いです。予選の成績は持ち越しません。
・勝率上位4名の選手が決勝戦へ進出します。
・勝率で決めるので、1卓から3人の選手が決勝戦に進むという事態も考えられます。
●決勝戦
・半荘4回戦の戦いです。準決勝の成績は持ち越しません。
・優勝した選手に「第5期麻雀女王」の称号が与えられます。
◆勝敗システム
トップを3勝0敗、2着を2勝1敗、3着を1勝2敗、ラスを0勝3敗とする評価方式です。
たとえば、ゲームが終了して、順位と持ち点が次のとおりだったとします。
★B選手 40500点(トップ)
★A選手 30400点(2着)
★D選手 14900点(3着)
★C選手 14200点(ラス)
この場合、成績表には次のように記入されます。
|
A選手 |
B選手 |
C選手 |
D選手 |
持ち点 |
30400 |
60500 |
14200 |
14900 |
P評価 |
±0 |
+31 |
△16 |
△15 |
勝敗 |
2勝1敗 |
3勝0敗 |
0勝3敗 |
1勝2敗 |
・持ち点を四捨五入したものがP(ポイント)評価となります。
・持ち点が同点の場合は「引き分け」となります。
・同勝率の場合はP評価で順位を決めます。
◆ルール
・ 2万5千点持ち3万点返しの半荘戦。
・ 喰いタン先付けあり。一発裏ドラ槓ドラあり。赤牌なし。
・ テンパイ連荘(ノーテン親流れ)。アガリ止めなし。
・ ノーテン罰符は場に3千点。形式テンパイあり。
・ 途中流局なし。
・ ダブロン・トリプルロン無し(全て頭ハネ)。
・ 食い替えなし。見せ牌規定なし(悪質な場合を除く)。暗槓に対する搶槓の例外なし。
・ 連風牌のトイツは2符。40符6飜(7700点・11600点)は切り上げマンガン。
・ 役満のパオあり(大三元、大四喜、四槓子の役満を確定させた者に適用される)。
・ チョンボは親・子に関係なく4000点オールの支払い。
・ 以下の行為があった場合アガリ放棄となる。
①空チー、空ポン、空カン。
②誤ロン(手牌を倒すとチョンボ)。
③多牌、少牌。
④先ヅモ、先切り(審判が裁定を下す)。
⑤誤ツモ(本来のツモでない場所からツモった場合)。
⑥「チー」「ポン」「カン」「リーチ」の発声が無く、あるいは聴き取りにくい状況で、それらの行為をした場合(審判が裁定を下す)。但し、「リーチ」に関しては成立せず、宣言を取り消した上でアガリ放棄とする。「チー」「ポン」「カン」に関しては、その行為を成立させた上でアガリ放棄とする。
・ その他ルールに関しては審判の指示に従う。