ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第233回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その4」テーマ7 実戦でも頻出する牌姿ですが意外と難しい問題です。少し考察してみます。巡目は仮に8巡目とします。 8巡目のリャンメン×2の1シャンテンのアガリ率(テンパイしたらリーチを打つ)は約30%。途中で手変わりすることもあるので実際はもう少しアガリ率が高いでしょうか。 3467m受けかぶり一向聴の価値 - とりあえず...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第232回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その3」テーマ6 オープンリーチについては、「もっと勝つための現代麻雀技術論」第7回でも取り上げさせていただきました。 9巡目の先制3メンチャンリーチに他家が完全にベタ降りした場合のアガリ率が約60%と通常の先制リャンメンリーチと同じくらいになります。フリテンリーチには他家が降りるとは限らないのでフリテン3メンチャンリーチ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第231回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その2」テーマ3 祝儀無しであっても平和のみはリーチがはっきり有利。リーチしてもアガリ率はさほど落ちず、落ちるとしてもその分他家のアガリ率も落ちるので、一発裏無しであってもテンパイ料があるならリーチがいいのではないでしょうか。 赤6枚入りのルールならダマも有りとありますが、祝儀は一発裏ドラもあります。平和リーチに1人が押し...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第230回 「フリー雀荘で得するのはどっち!? 著:石井一馬その1」テーマ1 麻雀のルールは実に多種多様ですが、その多くが打牌判断にはさほど影響しないものです。しかし人はどうしても、「◯◯ルールならこう打つ」というように、自分にとって分かりやすいところに打牌選択の分岐点を置きがちです。ルールに応じた打ち方をしているつもりで損な選択をしている打ち手から勝ちを上げることこそ、雀荘で稼ぐた...