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もっと勝つための現代麻雀技術論 第210回 「麻雀クイズ 回答と解説」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第210回 「麻雀クイズ 回答と解説」

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 前回の問題の解答、解説です。

1.索子は使うので緑一色は残りますし、天鳳では大車輪は採用していないので筒子の2~8を抜いたことは関係ありません。

 実は使う牌の種類の問題ではなく、二人であることがポイントです。二人ということは、ポンする相手は必ず同じ。よって、加カン牌は必ず現物なので、二人麻雀ではチャンカンは存在しません。

2.二人麻雀でツモ損を採用するので、ツモった場合、子なら打点が1/2、親なら1/3になります。相手が子の場合に条件を満たすのは、ロンされると倍満、ツモられると役満のケース。

 これは(ロンなら混老頭トイトイ三暗刻役牌×2の倍満、ツモなら四暗刻の役満)が一例として挙げられます。

 相手が親の場合に条件を満たすのは、ロンされると満貫、ツモられると三倍満のケース。ロンの場合5翻で高目安目があるとしても、安目高目で6翻差が必要。ドラ無しでは一見不可能に見えますが、同巡にツモられたというのが一つのヒント。

 同巡なのでカンによって手牌の形が変わる例は条件に合いませんが、海底の1翻をつけることは可能です。

ロンなら混一色平和一盃口の満貫、海底ツモならツモ混一色平和チャンタ二盃口海底の三倍満)が一例として挙げられます。

 この二人麻雀。携帯アプリ版の東風荘で採用されているルールです(北は翻牌扱い)。麻雀を打ちたいけど二人しかいないので三人麻雀もできないという時に採用されてはいかがでしょうか。

 五人の時も三人麻雀一組と二人麻雀一組でいいので、二人麻雀を採用することで、何人集まった時も抜け番を作ることなく全員が麻雀を楽しむことができます(笑)

 次回からは講座40「回し打ちの手順」についての補足に入ります。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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