麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2021」11日目が10月21日(木)に開催された。
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第2試合
東1局、いきなり多井が東1局に高目倍満、安めツモでも跳満のリーチも流局。東2局も多井、園田の二人テンパイで流局となり重いスタートに。
東2局2本場、萩原が先制リーチ。朝倉がの片アガリで追いつき、を勝負するもこれは萩原の当たり牌。萩原の満貫のアガリになった。
東3局、朝倉がリーチもアガリ牌はリーチ時山に1枚、すぐに萩原が吸収し、仕掛けていた園田も引いていく。朝倉の一人テンパイで流局。
東4局2本場、萩原がドラのを先に切って一向聴。昨シーズンまでの萩原ならドラを残してしたのではと実況解説陣も驚く中、萩原がリャンカンを埋めてとのシャンポンで先制リーチ。
リーチの一発目、多井の手にがくる。多井もピンフ系の一向聴で、多井の放銃かと思われたが、多井は現物ドラのを切って完全撤退。その後も萩原の当たり牌を多井が吸収し流局。東場は6局流局し、非常に重たい展開で南入となった。
南1局3本場、朝倉がを仕掛けてテンパイしアガリ切る。この半荘2回目のアガリに。
南2局、多井の配牌はチャンタ系。カンとドラ表示牌のカンはかなりネックだったが2巡でどちらも引き入れテンパイ。3巡目にとのシャンポンでリーチすると、早すぎるリーチに萩原が放銃。12000で一気にトップ目に。
南2局1本場は朝倉のリーチに園田が追いつくも聴牌打牌で放銃。朝倉が5200のアガリとなる。
南3局は朝倉が単騎の七対子でテンパイしリーチ。園田もドラドラの待ちでテンパイし、追いかける。
すると親番の萩原もテンパイする。
待ちをカンがカンにするかの選択で、は二枚切れ。しかしカンにとるならを切らなければならないが、は通っていない。のスジを切ってカンの役なしテンパイ構えると、無常にも次巡の萩原のツモは。しかし萩原は仕掛けてテンパイを取り切った。アガリは出ずに萩原、朝倉、園田の三人テンパイで流局。萩原は連荘に成功した。
南3局1本場、連荘に成功した萩原だったが、手牌に使えないは仕掛けた多井の当たり牌。多井の2000のアガリでオーラスへ。
南4局は萩原がテンパイを外して、最終的にはタンヤオ・ピンフ・一盃口でリーチ。朝倉も最終手番でテンパイし、ツモ番なしリーチ。テンパイを取れた園田も押し切り、朝倉、園田、萩原の三人テンパイで流局。勝負は次局に持ち越された。
南4局1本場、3着目の園田はトップには跳満ツモが欲しいところだったが、4着目の萩原との点差は1700点。タンヤオ赤を仕掛けてテンパイし終盤にツモって3着をキープした。
第2試合は全13局中7局が流局と重たい展開だったが、じっと機会を伺い、要所でアガリを決めた多井の初トップとなった。
第2試合結果
1位 多井(ABEMAS)+53.9
2位 朝倉(Pirates)+5.7
3位 園田(ドリブンズ)▲16.5
4位 萩原(雷電)▲43.1
10月21日トータル結果
ドリブンズ(丸山1着・園田3着)+37.7
ABEMAS(日向3着・多井1着)+34.2
Pirates(瑞原2着・朝倉2着)+19.0
雷電(瀬戸熊4着・萩原4着)▲90.9
ドリブンズ、ABEMASがトップ3着、Piratesが連続2着となり3チーム共にポイントをプラスしたが、雷電は直近4戦連続で4着という苦境に立たされ7位に後退。
チームの4連続4着は2020年にドリブンズで1回あり、5連続は未だ無し。これ以上は何としてでも避けたい次戦の戦い方に注目が集まる。
明日22日の対戦カードは上位3チームと最下位KONAMI麻雀格闘倶楽部。KONAMIはそろそろ浮上のきっかけを掴んでいきたい戦いとなる。