土田の麻雀道土田の麻雀道 124.富士山、そしてエベレストへ オーラスでトップ目に立っているときには、富士山、あるいはエベレストに登るような感覚で打つ必要があります。 オーラス、トップ目、4巡目でドラがです。そこにを引いてきました。や切りがオーソドックスな打ち方です。しかし、高い山を登ろうとする場合はを切ります。を引けば四暗刻です。を持っておいて無難にトップを取り切るという考...
土田の麻雀道土田の麻雀道 123.ラス目の苦悩を感じること 自分がトップ目でオーラスを迎えたということは、必ずラス目の人がいます。その人の気持ちになって、その心情を推し量りながら打つということはとても意味のあることです。我が身に置き換えてみてください。トップ目の人の振る舞いによっては、ラス目にとっては非常に圧力に感じてしまったり、さらに傷を深くしてしまったりすることがあります...
土田の麻雀道土田の麻雀道 122.中考・長考は限りなくゼロに 自分の身を守るため、あるいは利益を生み出すためにゆっくり考える人は多いです。特にオーラスのトップ目になっているときには慎重になりがちです。何とかトップで終わらせたい、手牌に対して振り込みたくない、どうにかして和了って終わらせたいというのは、最も醜い感情です。麻雀道を歩く打ち手ならば、そういう感情は排除しましょう。 ...
土田の麻雀道土田の麻雀道 121.いつも以上にこうべを垂れる オーラスでトップ目になっているときには、感謝の気持ちを持ちましょう。トップ目に立ってオーラスを迎えられるのは、周り3人のおかげです。自分の力でトップ目に立っているわけではないということだけは心得ておきましょう。 トップ目に立つと自分の中の悪い気持ちが出てきてしまいがちですが、自分は逆転される可能性が高いと思いながら...
土田の麻雀道土田の麻雀道 120.2番手・3番手との点差は意識しない 麻雀道は、2番手、3番手のほうを見ずに、もっと上を見ています。オーラス、トップ目でも、2番手、3番手との点差は意識しません。 オーラス、トップ目で、2番手の南家との差が4500点、3番手の親との差が1万4000点です。親満や、子供の南家の1000・2000をツモられたら逆転されてしまいます。4巡目で、ドラはです。が...
土田の麻雀道土田の麻雀道 119.トップに価値は無いと知る トップに価値はありません。これは大きな視野に立ったときの話です。麻雀の神様は、オーラス、トップ目に立ったあなたがどういう終わり方をするのか、最善を尽くしているのかどうか、その人の麻雀観、麻雀哲学に沿った打ち方をしているのかどうかを見ています。 しかし、そんなに堅く考えなくても大丈夫です。オーラス、トップ目であろうと...
土田の麻雀道土田の麻雀道 118.1局単位での思考は棄てる 麻雀道においては、たとえオーラスであっても、局単位で考えてはいけません。 オーラス、トップ目でドラがです。8巡目にが来て、を切ってダマとするのは麻雀道ではありません。ここはを切ってリーチ、もしくはダマとします。リーチをかけてをツモれば、リーチ、ツモ、中、三暗刻、ドラ3で倍満ですが、点数の問題ではありません。美しく決...
土田の麻雀道土田の麻雀道 117.急がない慌てない 麻雀道を歩いている人は、オーラス、トップ目のとき、慌ててはいけません。 3巡目で、ドラはです。をポン、をチーしてイーシャンテンにするのは、麻雀道に反します。どういう終わり方をするのか、どういう姿勢で最後を締めくくるのかということが大事です。 オーラス、トップ目、3巡目です。をチー、をポン、もポンとするのは、麻雀道...
土田の麻雀道土田の麻雀道 116.オーラスは次ゲームへのプロローグ オーラスを迎えたとき、勝っていても負けていても、素晴らしい終わり方ができる打ち手を目指してください。 オーラスのトップ目で、ドラは、ツモはです。ここは、を切ってリーチ、カンです。和了れなくても、ここまで到達してきた絵を残すことが大事です。 オーラスはピリオドの局ではありません。次のゲームにつながっているわけです。...
土田の麻雀道土田の麻雀道 115.ドラ切りには相応の責任を ドラを切って、ポンされたときには、責任を取りましょう。 ドラは、ツモはです。ドラを切るのは全く問題ありませんが、ポンされると途端にブレーキがかかってしまう人がいます。例えばを持ってきて、切れずに現物のを切って様子を見るようなことはやめましょう。 ドラは、ツモは安全牌のです。この形ならを打っても勝負になるということ...