6月29日(土)に、渋谷のノーレート雀荘オクタゴンにて「ノーレート雀荘対抗戦」が開催されます。
今回はこの、「ノーレート雀荘対抗戦」の主催者である安藤さん(@gin71687703)、オクタゴンのオーナーである小山さん(@_higetter_ )にインタビューを行いました。
仲間内での会話が大会開催のきっかけに
ーこの度開催される「ノーレート雀荘対抗戦」については、いつ頃から企画されていたのでしょうか?
安藤「2018年末からです。麻雀仲間5.6人とお酒をを飲んでいる時に、自分の通っているお店が一番強いよ。という話題から、じゃあ店舗対抗戦があったら面白いよね。という話題になりました。
いろんな方にノーレート雀荘内での最強を決める闘いってどうかなという話をしている中で、麻雀を始めたばかりの方や、これから始めたいという方にとって、今後のノーレートの雀荘の役割というのは非常に重要なポジションなのではないかと思いました。
かといって、麻雀を全然知らない人だったり、仲間内でセットをするような方、フリーとかにあまり行かない方にとっては、雀荘っていうのはやはり、お酒を飲みながらだとか、タバコの煙が充満しているといったような、そういったイメージがあるんですよね。
ただ今のノーレート雀荘っていうのは、従来のイメージとは全く違ってそういった場所ではないので、女性の方や、これから麻雀を始めたいという方が、怖いといったイメージを持たずに済むようにしたいですね」
大会運営メンバーは全員アマチュア
ー安藤さんは普段はお客様として店舗に通われているのですか?だとしたら、ご自身のメリットがあまり無さそうですが…。
安藤「普段はお客さんとして通っています。
僕自身が、ただ面白そうだからやりたいということで企画しました。それだけですね。
先ほどもお話しましたが、仲間内で話したりするとすごく盛り上がり、実際にやったらとても楽しめるのではないかと思いました」
ー他の実行委員の皆さんもアマチュアの方なんですか?
安藤「そうです。
皆さんアマチュアで、どこかの店舗や団体に所属しているというわけではなく、各店舗のお客さんとかですね」
オクタゴンの参加が肝だった
ー今回の大会では参加店舗が8店舗とのことですが、それは何故ですか?
安藤「実行委員会での協議の結果、やはりまずはある程度の認知度があり、大会を楽しめるお客さんが多い店舗を選抜し、今回の8店舗が選ばれました。
大会参加の各店舗には直接交渉をしまして、今回の参加店舗のA.ruleさんは関西の店舗なんですが足を運び、オーナーさんに交渉しました」
ーすごいですね。どの店舗さんも大会参加については快諾してくださいましたか?
安藤「基本的にはそうですね。実は小山さんとは、大会参加のお願いをした時に初めてお会いしたんです」
ー小山さんはこのお話を受けた際の印象としてはいかがでしたか?
小山「正直に言うと、このお話を最初に伝え聞いたときは僕は最初はあまり乗り気ではなかったんですよね。
オクタゴンは今まで必死でやってきて、最近ようやくノーレートの聖地のようなイメージも出来てきたわけだし、それをこのタイミングで他店舗と交わるというのはリスクの方が大きい気がして。
仮にですよ。大会でぼろ負けとかしちゃったら、『なんだオクタゴンって弱いじゃん』って思われちゃう可能性もあるじゃないですか(笑)そういったもろもろを含め、オーナーとしたら断わるのも一つの手だったのかもしれません。
ただそういったリスクを踏まえても前向きに参加を考えたのは、お客さんのモチベーションが上がるのではと考えたからです。
やはりノーレートの肝は、プライドをかけて闘うという部分にあり、更にはMリーグの盛り上がりを見れば分かるように、チームを背負っての闘いは、個人戦よりも更に熱い刺激的なものになってます。
その刺激的な闘いをお客さんに楽しんでもらいたいと思ったのが、参加に前向きになった1番の要因でした」
ーそして安藤さんとの話し合いの場が設けられ、そこで参加を決断されたと?
小山「そうですね。安藤さんとは初めてお会いしたのだけれど、オクタゴンという店をすごく立ててくれてたし、『どうしてもオクタゴンに出て欲しい。』という気持ちがビンビンに伝わってきたので、そのあまりの情熱にほだされて(笑)、じゃあやりましょうかという流れになりました」
安藤「正直オクタゴンさんが出てくれるという点が非常に大きく、それまでは色々と探りながらな部分もあったのですが、オクタゴンさんが出てくれるなら気合いを入れないと、と思い直しました。
大会へ参加するにあたって、他の店舗さんでも、『オクタゴンさんも出るなら参加する』というところもありました」