毎年開催されていたプリンセスリーグがリニューアル!システムを一新し、「Princess of the year」として開催。9月12日に準決勝、9月13日に決勝と連日で熾烈な戦いが繰り広げられた。
準決勝
前年度プリンセスの瑞原はここで敗退となった。
決勝
決勝は4回戦で行われ、ポイント首位が優勝となる。
1回戦は東2局の親番で石井が2局連続で12000をアガり一気にリードを得る。
その後は小宮が徐々に追い上げ点差を縮める。東4局には親の小宮とトップ目の石井がどちらも満貫のテンパイを入れるも石井が2000・4000のアガリでリードを広げ、南2局では更に4000オール。高打点を次々と決めて初戦を制した。
二回戦は三添が東2局の親番で一歩リード。そのリードを活かして逃げ切り1回戦のマイナスを取り返した。
石井は2着をキープしたまま進行。トップこそ三添に譲ったが、有利な立場で後半の残り2戦を迎えることとなった。
3回戦では東3局1本場にトータルトップの石井にドラ5の手が入り、これを決めるとかなり優勝に近づく場面だったが、親の冨本がタンヤオ・平和・三色・赤のダマテンを石井から直撃。大きな12000のアガリを決めた。
その後は石井も着実に場を進め、大きくは突き放されないまま進行、オーラスの親番で一旦3着に浮上した。
その後の1本場で小宮がチンイツのテンパイ、石井も仕掛けてテンパイを入れたが三添がタンピン赤1のリーチ。石井が一発で掴み三添が8000のアガり。トータルラスだった冨本がトップ。トータルトップの石井が4着となりまだまだ予断を許さない状況の最終戦を迎えることとなった。
ウマが10-20のオカありであるため、トップと2着で30ポイント、トップと3着で50ポイント差がつくルール。全員に充分チャンスがある最終戦となった。
東1局、トータルトップの石井の親番は2600オールのアガリでスタート。その後の1本場は小宮が平和ドラ2のリーチ、三添がタンヤオ平和高め3色のリーチに出たが、小宮がツモって裏ドラも乗せて3000・6000、石井に追いすがるアガリを決めた。
東2局では三添が2000・4000、親の冨本はホンイツトイトイ小三元の倍満テンパイを入れていたが、痛恨のツモられとなった。
東3局では小宮が冨本から12000。小宮と三添が徐々に石井を追い詰めていく展開となった。続く1本場でも小宮が4000オール。一旦トータルトップに立った。
東4局も更に小宮が加点。しかし3着目の石井は2着目の三添とは僅差の状態が続きまだまだ混戦状況のまま南場に突入した。
南1には石井が7700、冨本が満貫確定リーチを打ったが三添が2000・4000のアガリを決めて石井がやや厳しい立場に追い込まれた。
しかし南2局では石井が冨本との2軒リーチを制して5200をアガり三添との差を再び1万点以下に戻し、残り2局に臨むこととなった。
大詰めの南3局は石井が平和ドラ3のリーチ、しかし三添も平和赤の追いかけリーチを一発ツモ、そして裏1の3000・6000、三添が一気にトータルトップに近づき、ほぼ小宮との一騎打ちとなった。
三添は南4局に1000オールをアガり、小宮を1800点上回ってトータルトップに立った。その次局も三添が平和をアガり、小宮とは3600点差の2本場となった。
リーチ・ツモで条件を満たす小宮は6巡目に変則3面張のリーチに辿り着き、逆転のツモアガリでプリンセスの栄冠に輝いた。
優勝した小宮は「3半荘目のオーラスは裏目裏目を引いて心がグラッときていましたが、最終半荘は運が味方してくれました。こうして大きなタイトルを取ることが出来て嬉しいです。これからも麻雀プロとして競技人生を歩いて行くので、まだまだ強くなりたいと思います。長時間の応援ありがとうございました!」と喜びを語った。
小宮悠プロフィール
配信URL、結果記事
8月18日(火)12:00~
▼【一次予選グループA】
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8月23日(日)12:00~
▼【一次予選グループB】
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▼一次予選グループB結果記事
9月4日(金)12:00~
▼【二次予選】
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9月12日(土)12:00~
▼【準決勝】
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9月13日(日)12:00~
▼【決勝】
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