麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン49日目の対局が1月2日(土)に開催された。
第1試合
第1試合は堀、茅森、寿人、日向の対戦。
東1局 最初のアガリを決めたのは茅森。ドラドラの先制両面待ちをツモって2000・4000で今年のMリーグ初アガリを決めた。
しかし東2局には堀がドラ単騎の七対子をツモって2000・4000。すぐさま茅森に並びかける。
その後東4局に親番を迎えた堀は1000オールのアガリの後の1本場、9巡目にツモり四暗刻の聴牌を入れてリーチ。待ちのはどちらも山に1枚ずついたが、暗刻のを引いて暗槓。その嶺上牌からを引き当て見事な四暗刻の一撃を決めた。
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【役満和了速報!】#KADOKAWAサクラナイツ#堀慎吾(@elis0323)選手
— Mリーグ(プロ麻雀リーグ) (@m_league_) January 2, 2021
🎊#四暗刻 和了🎊#Mリーグ2020 シーズン2号目!
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大きく突き放された2着争いは寿人が東4局3本場に3軒リーチを制して8000のアガリで一歩抜け出す。
南3局2本場では日向の先制リーチを受け、ダマテンを入れていた堀が二人で局を流す意思表示の追いかけ立直。見事に一発ツモの2000・4000を決めて更なる加点に成功した。
オーラスは寿人が2着確定のアガリで決着。堀が92900点持ちでゲームを終え、今シーズン最高スコアのトップを獲得した。
第1試合結果
1位 堀(サクラナイツ)+112.9
2位 寿人(麻雀格闘倶楽部)▲1.4
3位 茅森(フェニックス)▲39.3
4位 日向(ABEMAS)▲72.2
第2試合
第2試合は沢崎、茅森、前原、多井が出場。茅森のみ連続出場となった。
東1局に幸先よくアガリを決めた茅森が東2局には高め三色のフリテンリーチ。安めながらもツモって裏1で一歩リードを得た。
その後の1本場では前原のリーチを受けるも茅森が一発目にをプッシュ。しっかりドラのをツモって4000オールのアガリを決めて更に加点に成功した。
更に連荘を続けた茅森だったが、3本場では多井がダマテンの8000を沢崎からアガって連荘を食い止める。
南1局1本場では多井が競り合いを制して2000・4000のアガリで茅森にならびかけた。
その後もしぶとくアガリを決めた多井が僅かながら茅森をかわしてトップ目に立った。
南3局1本場では沢崎が2000・4000のアガリ。沢崎は3着目に浮上。多井は親被りで再び2着目となりオーラスを迎えた。
南4局を4着目で迎えた前原だったがしぶとく連荘し、2本場では多井のリーチ宣言牌を捉えて12000のアガリで一時2着目まで浮上した。
しかし最終局は多井が仕掛けて前原から3900のアガリで再び2着に浮上して決着。序盤にリードを重ねた茅森が逃げ切りトップ。苦しいチームにまたも勝利を持ち帰った。
第2試合結果
1位 茅森(フェニックス)+61.0
2位 多井(ABEMAS)+9.3
3位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲16.2
4位 沢崎(サクラナイツ)▲54.1
1月2日トータル結果
サクラナイツ(堀1着・沢崎4着)+58.8
フェニックス(茅森3着・茅森1着)+21.7
麻雀格闘倶楽部(寿人2着・前原3着)▲17.6
ABEMAS(日向4着・多井2着)▲62.9
堀が92900点のトップを獲得して今シーズン最高スコアを更新。しかし沢崎は苦戦が続いており今後にやや不安を残した。フェニックスは唯一好調の茅森でトップを獲得。今年の今後に浮上の芽を残した。