麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン82日目の対局が2月26日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は寿人、瑞原、多井、黒沢の対戦。
アガリが出ないまま迎えた東3局2本場、多井が先制リーチに出るも黒沢が追いついて多井から2600のアガリ。
東4局は黒沢のリーチに寿人が押し返して3900をアガリきる。
南1局は4着目親の多井が仕掛けて寿人から5800のアガリで大接戦に。
南2局2本場は親の寿人と黒沢の2軒リーチ。黒沢が8000のアガリで一歩抜け出した。
南3局は親の瑞原が終盤に形式聴牌ができる牌をスルーして自力で聴牌を入れてリーチ。4000オールを決めて一気にトップ目に浮上した。
南4局も仕掛けた瑞原がアガリきって個人4勝目。チームにとって大きな1勝を挙げた。
第1試合結果
1位 瑞原(Pirates)+55.9
2位 黒沢(雷電)+10.8
3位 多井(ABEMAS)▲21.5
4位 寿人(麻雀格闘倶楽部)▲45.2
第2試合
第2試合は高宮、小林、松本、黒沢が出場。
東1局は黒沢の親リーチを受けながらも松本が押し返して5200のアガリ。
東2局には高宮が黒沢からダマテンで5200のアガリ。
東3局では松本が高宮との2軒リーチを制して3900のアガリ。
東3局1本場は高宮がドラ暗刻で仕掛けて2000・4000のアガリを決めトップ目に浮上した。
東4局では高宮が3900のアガリで連荘。
東4局1本場には小林が3軒聴牌を制して黒沢から8000のアガリで上位二人に詰め寄った。
南1局は小林が満貫確定リーチに出るも高宮が仕掛けて1000・2000のアガリでリードを広げた。
南2局1本場では親の小林がダマテンで高宮から12000のアガリを決めてトップ目に浮上。
南3局は高宮が黒沢との3軒リーチを制して1000・2000のアガリで点差を縮めた。
オーラスは黒沢が先制リーチ。親の高宮は聴牌を目指して前進したがノーテン、黒沢の一人聴牌で流局となった。
Piratesはここ一番で大きなチーム連勝を決めた。
第2試合結果
1位 小林(Pirates)+59.1
2位 高宮(麻雀格闘倶楽部)+12.3
3位 松本(ABEMAS)▲14.9
4位 黒沢(雷電)▲56.5
2月25日トータル結果
Pirates(瑞原1着・小林1着)+115.0
麻雀格闘倶楽部(寿人4着・高宮2着)▲32.9
ABEMAS(多井3着・松本3着)▲36.4
雷電(黒沢2着・黒沢4着)▲45.7
Piratesが連勝を決めて7位から5位まで浮上。セミファイナル進出に大きく近づいた。1日単位で大きく動くルールの為まだまだ油断のできない終盤戦が最後まで続く。