マーチャオグループは、新規事業として麻雀を遊戯することができるデイサービス施設「ウェルチャオ」を綾瀬に7月2日(月)にオープンする。麻雀は高齢者でも安全に遊戯することができ、頭脳スポーツとしても評価されている。その麻雀の特性を活かした活気あふれる施設として今後どのように展開されていくのか。
なぜ「ウェルチャオ」を始めることとなったのか。「ウェルチャオ」で責任者を務める廣田将人さん、マーチャオグループ代表の山田昌和さんにお話を伺った。
マーチャオグループ初の介護事業
---名前の「ウェルチャオ」はどのように決まったのでしょうか?
山田代表:健康を意味する「ウェルネス」と我々のグループの「マーチャオ」「ウェルカム」をかけて決まりました。マーチャオグループ初の介護事業となります。
---他のデイサービスの事業所と違う所はどのようなところでしょうか?
廣田さん:麻雀卓を置いていても4人揃わない、職員に麻雀の知識がない等の理由から実際に麻雀が常に出来る環境が整っていない介護施設が多いのが現状です。その点我々は、麻雀のルールの簡易化や職員配置によっていつでも誰でも麻雀が出来る環境を作っています。もちろん初心者の方も私が講師になって丁寧にお教えします。また、この事業を通し麻雀界の更なるイメージ向上にも繋げらたらと考えています。
---麻雀卓は何卓ほど設置できるのでしょうか?
廣田さん:デイサービス施設としての要件上、こちらの施設の広さですと3卓が限度なのですが、折り畳み可能な卓を用いることで要件を満たしたうえで6卓まで設置することが可能となっております。
介護事業は20年前からやりたいと思っていた
---スタッフさんは以前のこちらのスタッフさんが引き続き継続されるのでしょうか?
廣田さん:そうですね。ですので介護面に関してはしっかりとした知識を持っていらっしゃる方がいますし、それにマーチャオグループから私をはじめ数名常駐して、麻雀を打つ、指導する面でも万全の体制となっております。
---介護事業に関しての計画はいつ頃考えたのでしょうか?
山田代表:20年ほど前から実はやりたいと思っていました。高齢化社会になるということはわかっていたことなので、こういった事業は社会に必要になると考えていました。健康麻雀として運営しているひらがなの「まーちゃお」も現在は5店舗まで増えてきており、徐々に需要を高めています。しかし、麻雀店という括りでなくても、高齢の方が楽しめる環境を作りたいと思っていました。