麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン83日目の対局が3月1日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は村上、石橋、勝又、松本の対戦。
東1局は勝又が仕掛けて3900のアガリで村上の親番をかわす。
東2局は村上と勝又の2軒リーチ。村上が石橋から8000のアガリとなった。
東4局は勝又が先制リーチ。安めながらも裏裏のツモあがりで3000・6000となり一歩リードを得て南入。
南2局は松本は2つ槓して親の70符2翻、6800のアガリを勝又から決めた。
しかし南2局1本場では勝又が七対子の海底ツモ。1600・3200の大きな加点に成功。
南3局は松本が先制リーチをツモって2000・4000で2着に浮上してオーラスを迎えた。
南4局は勝又がしっかり平和のアガリを決めて決着。セミファイナル争いを一歩抜け出すトップを勝ち取った。
第1試合結果
1位 勝又(風林火山)+58.6
2位 松本(ABEMAS)+6.2
3位 村上(ドリブンズ)▲15.7
4位 石橋(Pirates)▲49.1
第2試合
第2試合は園田、小林、勝又、松本が出場。
東1局は親の小林が先制リーチで勝又から5800のアガリ。
その後の1本場は松本が勝又から8000のアガリ。勝又は苦しい連続放銃となった。
東2局1本場は園田が1300・2600。勝又が置いて行かれる展開となった。
東3局の親番で園田は平和高め一盃口のリーチで高めをツモって4000オールで一歩抜け出す。
その後の一本場では勝又と松本が仕掛けて満貫の聴牌を入れるも親の園田が七対子のリーチ。ツモって裏2の6000オールで一気に突き放した。
南1局1本場では松本が平和ドラ3のリーチ。親の小林から8000のアガリを決めて2着争いで優位に立つ。
南2局では親の勝又が連荘。3本場で遂に松本から12000のアガリを決めて2着目まで舞い戻る。
南2局4本場では小林が松本との2軒リーチを制して2000・4000ですかさず2着目を再逆転。
南3局では松本が2000・4000のアガリ。再び2着争いが接戦となってオーラスを迎えた。
南4局は松本が執念の連荘でするも、2本場で仕掛けた園田がアガリきって決着。ドリブンズは苦しい位置からなんとか一勝を決めてセミファイナル進出戦線に生き残った。
第2試合結果
1位 園田(ドリブンズ)+65.4
2位 松本(ABEMAS)+0.4
3位 小林(Pirates)▲20.8
4位 勝又(風林火山)▲45.0
3月1日トータル結果
ドリブンズ(村上3着・園田1着)+49.7
風林火山(勝又1着・勝又4着)+13.6
ABEMAS(松本2着・松本2着)+6.6
Pirates(石橋4着・小林3着)▲69.9
ドリブンズが園田の勝利でなんとか戦線に踏みとどまった。2月最終日に連勝を飾ったPiratesは本日苦戦で再び7位に陥落。しかし5位から8位のポイント差はわずか40ポイント弱。一瞬たりとも目の離せない終盤戦に今後も注目!