届けたい想い ~チャリティー麻雀大会~
上記のとおり、3月27日にe-sou難波店・ぼくがんばる本町店にて、日本プロ麻雀協会主催の「届けたい想い ~チャリティー麻雀大会~」が開催された。
会場提供してくださったe-sou難波店さん(写真左) 会場に設置された募金箱(写真右)
当初は一つの会場で開催する予定だったが、53名という参加希望者によって「ぼくがんばる本町店」と合わせての2会場での開催となった。
開会の挨拶をする一北プロ(写真左)e-souの広川さん(写真右)
悲惨な状態となった東北地方への復興を願い、亡くなられた方へのご冥福を祈るため、1分間の黙祷を捧げ、静かな幕開けとなった。
哀悼の意からであろう、会場の雰囲気もプロの対局と遜色ない静けさ。
麻雀プロ団体主催となるチャリティー大会としては初めての試みではあったが、麻雀ファン、麻雀関係各社の支えにより素晴らしいものとなったのではないかと思う。
大会システムは、普段日本プロ麻雀協会がリーグ戦で使用している競技ルールに赤牌ありを採用したこともあり、アマチュアにはあまり馴染みのないルールだったのではないだろうか。
という心配もあったが、熟練者も多数参加しており、すぐに馴染んでいる様子。
優勝争いも大事だが、それ以上に麻雀というツールを通してのコミュニケーションを大事にしているように思えた。
静かな会場からどよめきが起こったかと思えば
四暗刻を見事にアガったスギモトさん
この四暗刻、よくみてみると、
リーチ一発ツモ
と、筋が2種類しかない。スギモトさんの対面(写真下)は5巡目にリーチをかけているが、待ちと、四暗刻にがっちりとガードをされている。まさに三者お手上げ状態の役満となった。
全4回戦が終了し、結果はというと…
一位 予想屋的中さん 数多くの大会での入賞経験を持つ実力者。
二位 舟橋孝則さん 同じく多くの大会で安定した成績を残している実力者。
三位 スギモトさん 親の役満を和了するも、一歩届かずの結果となった。
四位 Ayaさん
二位に旦那さんと揃っての入賞。以前お伝えした「女流花見杯」での優勝から絶好調のようだ。
2会場での閉会の挨拶をする一北プロ
こうしてチャリティー麻雀大会は無事に終了したわけではありますが、第2回も開催されるようですので、そちらもご覧ください。
相当な時間が必要になるであろう完全復興まで、こういったチャリティーイベントを続ければと思う。
被災者の方たちが元気と明るさを取戻し、こういったイベントで一緒に麻雀ができる日を待ち望んでいきたい。
被災で亡くなられた方々にご冥福をお祈りするとともに、被災者の方々に謹んでお見舞い申し上げ、一日でも早い復興を祈念いたします。(文責:雀サクッ)