ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第18回 「リーチ判断 その4」 前回は中盤(9巡目)のダマ4翻手の先制リャンメンテンパイは概ねリーチでよいという話でしたが、これが終盤、14巡目(残りツモ4回)であればどうでしょうか。 14巡目の先制リャンメンテンパイなら、リーチアガリ率は約40%、ダマアガリ率は約50%、リーチすると全員が降りて出アガリが期待できないのであればアガリ率は約25%...
ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第17回 「リーチ判断 その3」 リーチすることで打点が2倍になるような手の場合は、リーチした方がダマにするよりはっきり有利であることは前回お話しました。では、リーチしても打点が2倍にならないケース。具体的にはダマでも40符3翻以上ある時はどうでしょうか。 麻雀の得点計算は高打点の手になればなるほど、打点の伸びが悪くなります。30符3翻以下の領域で...
ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第16回 「リーチ判断 その2」 先制カンチャンリーチのアガリ率は、9巡目で約40%になります。リャンメン待ちの8枚に比べてアガリ牌は4枚と半分になっていますが、先制リャンメンリーチは約60%なので半分までにはならず、大体7割というところです。 10本のうち当たりが2本入っているクジと、1本入っているクジ。クジを引くのが1回だけなら、当たりが2本入...
ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第15回 「リーチ判断 その1」 メンゼンでテンパイさえすればリーチできるのですから、「リーチ有利なケースでリーチを打つ」ことができるだけで、何となくリーチを打ったり打たなかったりするよりもずっと戦績はよくなります。リーチはあまりしないけどそれでもそこそこは勝っているという方は、むしろリーチ判断以外の判断が優れている可能性が高いので、なおのこと即リー...
ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第14回 「打牌選択のコツ」「何を切るか」より、「残った手牌」に着目する 「何切る問題」というくらいですから、手作りを学ぶ際はどうしても、「何を切るか」に着目しがちです。しかし、何を切ればよいかを覚えようとすると、少し手牌の形や局面が変わることで正着が変わるケースに対応しづらくなります。着目すべきなのは「残った手牌」です。 「何切る問題」の一...
ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第13回 「麻雀の答え」 「どんな局面で、何を切るか」という打牌基準については、「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論」にて再三取り上げてきました。こちらでは、「実戦でどうすれば正着を選べるか」を中心に取り上げていきたいと思います。 麻雀には必勝法は無いが、(勝敗の定義付けがされていれば)最適解は存在する。 「麻雀には...
ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第12回 「リーチアガリの打点」 「牌の組み合わせ」「手牌構成」「役とドラ」「点数計算」と取り上げてきましたが、本題に入る前にもう一つ押さえておきたいことがあります。それは。「リーチしてアガった場合の平均打点」です。 リーチ 額面上 実際 ダマロン ダマツモ 40符1翻 1300 2500 役なし 1100 30符2翻 2000 3500 1000 ...
ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第11回 「点数計算」点数表暗記法 翻数/符 30 40 50 親30 親40 親50 300 400 400 500 700 800 1翻 1000 1300 1600 1500 2000 2400 2翻 2000 2600 3200 2900 3900 4800 3翻 3900 5200 6400 580...
ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第10回 「役とドラ」 今回は「牌の組み合わせ」「手牌構成」「役とドラ」のうち、「役とドラ」について解説します。 麻雀の入門書で最もページ数を割くのが役の項目です。40種程度あるのですから当然ではありますが、そのため、麻雀で重要なのは役作りという印象を持たれた方が多かったのではないでしょうか。 しかし、役よりも重要なのは、アガリ形、多く...
ネマタの麻雀講座ネマタの麻雀講座 第9回 「シャンテン数」 今回は「牌の組み合わせ」「手牌構成」「役とドラ」のうち、「手牌構成」について解説します。 この形から何を切るかという問いに対して、「手牌の他の形による」という答えはよく聞きますが、「具体的に他がどんな形なら何を切るか」について語られることはあまり無かったように思われます。「手牌構成」についても、「狭い形が残って苦し...