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ネマタの麻雀講座 第11回 「点数計算」

ネマタの麻雀講座 第11回 「点数計算」

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点数表暗記法

翻数/

30 40 50 親30 親40 親50
  300 400 400      
  500 700 800      
1翻 1000 1300 1600 1500 2000 2400

2翻

2000 2600 3200 2900 3900 4800
3翻 3900 5200 6400 5800 7700 9600
4翻 7700 8000 8000 11600 12000 12000

麻雀の点数計算はややこしく苦手にしている人も多いですが、一度覚えてしまえば簡単です。0の状態からでも短時間で暗記できる方法を取り上げます(点数計算に関するルールは「天鳳」準拠とする)。

跳満以上を覚える(6~7翻が跳満、8~10翻が倍満、11~12翻が三倍満、13翻以上が四倍満)

満貫を覚える(30符以下は5翻、40符~60符は4~5翻、70符以上は3~5翻)

上記の表を覚える(子のツモアガリは表の2つ上と1つ上がそれぞれ子と親の支払いに相当(例:子の40符2翻ツモは700-1300) 親のツモアガリは子のロンアガリの1つ上が子の支払いに相当(例:親の40符3翻ツモは子の40符2翻を参照して2600オール)

 ここまで覚えれば、20符(ツモ平和)は40符の1翻減、25符(七対子)は50符の1翻減、60符は30符の1翻増、70符は50符+20符、80符は40符の1翻増、90符は50符+40符、100符は50符の1翻増、110符は50符+60符(120符以上は必ず満貫以上)で対応できます(切り上げの都合上、50符で足さないと点数がずれることに注意)。

符計算のコツ

 満貫以上、平和(ツモ20符、ロン30符)、七対子(25符)については符計算は不要です。符が増えなければ、メンゼンはツモ30符、ロン40符、鳴き手は30符になります。
符が増える手牌の場合も、これ以上増えないと判断できればそこで計算を打ち切れるので、最後まで符計算する必要のある手は実は結構限られます。
例えば牌の組み合わせの符を加えた時点で一の位が2か4か6なら、待ちの形+ツモ符でも最大で4符なのでこれ以上符ハネしないと判断できますし、雀頭が連風牌でないならメンツの組み合わせの時点で一の位が2か4(連風牌である場合は2)以下なら符ハネが起こらないので計算を打ち切れるというようにです。
牌の組み合わせの符を加えた時点で一の位が8か0の場合は、12345のような連続形ターツや3345のような亜リャンメン形のように、3でアガった場合は待ちはペンチャン(単騎)でもあるというような複数の解釈ができる待ちの形に気を付けます。

点差計算法

  ツモ ロン 直撃 親かぶり
1000 1400 1000 2000 1600
2000 2500 2000 4000 3000
3900 5000 3900 7800 6000
7700 9900 7700 15400 11800
8000 10000 8000 16000 12000
12000 15000 12000 24000 18000
1300 1900 1300 2600 2000
2600 3400 2600 5200 4000
5200 6500 5200 10400 7800
1600 2000 1600 3200 2400
3200 4000 3200 6400 4800
6400 8000 6400 12800 9600

 

左端は子のロンアガリ打点、平和ツモの場合は1300~5200の項を参照。

供託リーチ棒、積み棒が無い場合

•X点横移動した場合、和了した相手とX点差がつく。
•自分が子で子にX点ツモられた場合、和了した相手と5/4X点差がつく。
(但し、400-700点や700-1,300点のような親の支出が子の倍より100点少ない場合は、(X+100)*5/4
100点差がつく。)

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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