土田の麻雀道土田の麻雀道 114.主役の上家では名脇役に徹する 麻雀は、国語、文学です。ほとんどの場合は主役がいて、脇役がいます。ですから、楽しい麻雀、あるいは質の高い麻雀を求めるなら、脇役の方がしっかり打つということが大事です。ひいては、場を平たくするという、麻雀で一番大切な役割を脇役が担うということです。これができるようになれば、名脇役になればなるほど腕が上がり、最終的には自...
土田の麻雀道土田の麻雀道 113.受けている時はより早く 終盤戦になるといろいろな局面がありますが、自分は受けているというときには、長考はやめましょう。特に点数をたくさん持っているとき、自分がもうやめたときには、振り込みたくない、点数を減らしたくない、失敗したくないために、長考してしまう人がいます。麻雀道というのは道ですから、失敗してもいいのです。振り込んでもいいのです。場...
土田の麻雀道土田の麻雀道 112.残り1巡でのリーチ 残り1巡でテンパイしたとき、多くの場合、リーチはかけませんが、自分が描きたい絵が完成しかかっているときにけじめをつけるためにかけることはあり得ます。そこにあるのは、表現したいという意思、あるいは感覚です。 自分の中のイメージとして、感覚で、を引いたらリーチしようと思っているときには、残り1巡でも、を引いたらリーチを...
土田の麻雀道土田の麻雀道 111.オリと受けの違いを意識する 終盤では、受けていくという意識を持ってください。安易な合わせ打ちはやめましょう。降りるというのは自分の身だけを考えたものですが、それだけではいけません。ゲームの中でアヤを作る本人にならないようにしましょう。 がドラです。15巡目にを持ってきました。上家がを切ったからといって、安易にを切り、チーされるようなことがあっ...
土田の麻雀道土田の麻雀道 110.テンパイが最終形ではない テンパイは、最終形ではありません。麻雀道では、最終的にどういう絵を描いているのかがとても大事です。自分の描きたいものがあるのであれば、そこに向けて筆を走らせるということが麻雀道です。 がドラです。かを引けばを切ります。を引けばを切って、リーチをかけずに狙いでもリーチでも良いです。もし歓迎できないを引いてきたら、親だ...
土田の麻雀道土田の麻雀道 109.仕掛けイーシャンテンは避ける 麻雀道においては、終盤にチー・ポンして形式テンパイを取りに行くことまでは制限しませんが、チー・ポンしてイーシャンテンというのは避けなければいけません。 特に親のとき、連荘したいからといって、このような形から鳴いてはいけません。みっともないです。 イーシャンテンの手牌です。もしが出てきてポンすると非常に受けは広くな...
土田の麻雀道土田の麻雀道 108.〔牌品高〕への意識が高い 麻雀には勝利よりも尊く、一番の目標にしてほしい、牌品高(パイピンカオ)という言葉があります。品格のある麻雀を打ちましょうという意味です。 相手がいてくれてこその自分という意識を持つと、相手に対して素直に敬意を払えるようになり、感謝の気持ちを持てます。さらには、牌に対しても感謝することで、その気持ちが相手にも伝わりま...
土田の麻雀道土田の麻雀道 107.卓から体が離れない姿勢の堅持 麻雀に限らず、姿勢が良い人は良いものを生み出します。良いオーラ、気が出て、相手を楽にさせます。何か良い感じのムード、その場の空気が良い気に流れてきます。頭の中よりも、ひらめきや一瞬の感覚で打っていったほうが間違いは少ないゲームですから、それを維持するために姿勢が大事です。 目の高さや位置がずれないように、猫背になっ...
土田の麻雀道土田の麻雀道 106.長考が少ない 長考が少ない打ち手は、テンポが良いので愛される打ち手になりやすいです。考える場面があってもいいですが、できる限り長考はしないようにすることを心がけましょう。 麻雀は難しいゲームですから、考えようと思えばいくらでも考えられます。腕組みして考えたところで、相手の手牌は見えませんし、良い答えは見つけにくいです。 和了り...
土田の麻雀道土田の麻雀道 105.感情的な放銃がない 感情的になっているつもりではなくても、無意識のうちにしてしまう感情的な放銃は多々あります。第三者から見るとよく分かります。何故、冷静に打たないのかと思われてしまう場面は少なからずあります。 和了れない、手が進まないといった状態が続いていると、早く脱出したいという思いから、無理に牌を通そうとして放銃する。 ラス目に...