麻雀には勝利よりも尊く、一番の目標にしてほしい、牌品高(パイピンカオ)という言葉があります。品格のある麻雀を打ちましょうという意味です。
相手がいてくれてこその自分という意識を持つと、相手に対して素直に敬意を払えるようになり、感謝の気持ちを持てます。さらには、牌に対しても感謝することで、その気持ちが相手にも伝わります。この意識を持つことで、相手を安心させることになりますし、相手が麻雀を楽しく思ってくれたり、打ちたい気持ちを起こすことにもなります。牌の扱いがきれいに、美しくもなります。
牌品高というのは、その日、天から与えられている運気に左右されることがありません。自分が意識して、牌品高という言葉を常に頭の中に入れて麻雀をすることによって、構え、ツモって切る、ポンしてさらす、リーチをかけるときに横に曲げる、点棒を払う、点棒をもらう、山を前に出すといったすべての所作、すべての意識、いろいろな要素がプラスに働いていきます。
そうすることで結果的に万人に愛される打ち手になります。10回打って7回トップを取った人が立派なのではなく、10回とも牌品高の精神で打ち切ることに一番の価値があります。
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