大局観とは、その局における自分の役割を判断することです。この判断を間違うと、とんでもない結末を迎えることになると思います。落ち目なのか、上り調子なのかなど、その局までの経過を振り返り、自分にできることや、してはいけないこと、高い手を狙うべきか、安い手を狙うべきかなどを判断します。 調子が良ければ安い手は拒否すること、調子が普通なら、立直、ドラ1ぐらいで1回和了ること、追い込まれている状況なら、高い手はまずできないので、三色などは拒否して安く和了ることや、和了ってはいけない局面、和了りに行くとけがをする局面かもしれないといったことを考えて、その局に入ります。 多くの人は配牌を見てから攻守の判断をしますが、それでは手遅れです。手牌にだまされずに、自分の大局観で打つことが麻雀道では大切です。損得や欲、そういうものから離れて、冷静に、客観的に、自分が担っている役割を考えて打ち始めることが、大局観に従って打つということです。
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