国内外40大学が加盟する、最大の学生麻雀団体「学生麻雀部連合」 14大学88名参加の大規模合宿を杉の宿(湯河原)にて開催!
麻雀を通じた交流、コミュニティの形成を目指す、学生麻雀部連合(代表:美馬春彦)は、8月19日より2泊3日の麻雀合宿を加盟団体向けに開催した。東北公益文科大学、秋田県立大学、会津大学、都留文科大学など地方大学のほか、早稲田大学、慶應大学など計14大学が参加し、参加人数は開催6回目にして過去最大の88名となった。
合宿では、参加者同士が交流できる「自由対局」を軸とし、技術力試験、麻雀講座、大会、エキシビジョンマッチなどのコンテンツが組まれた。行程に影響を出さないため、深夜2時より早朝6時までは麻雀卓の消灯時間とし、見回りが徹底された。
「18名から始まった合宿も、6回目にして88名となった。麻雀を通じた学生同士の交流が広まっていく場を提供させてもらえることは、大変ありがたい。2010年の創設から、業界特有の軋轢の中で本団体を成長させることは苦難の連続だった。これからは、しっかりとした基盤を持った上で、未来の学生たちに更なる成長を目指してもらうことを期待する。」と、会長の永野彰一氏は語る。
技術力試験は、対面の仕掛けに対して危ないと考えられる待ちの論述など本格的な問題となり、参加者は悩みながらも各々の答えを導き出していた。最も論述解答が優秀とされる特別賞は、慶應大学麻雀研究会のメンバーに贈られた。
大会では、予選4回戦と上位16名による準決勝戦、上位4名による決勝戦が行われ、上位4名には高級フルーツの詰め合わせが賞品として贈られた。
代表の美馬氏は「学生の主催する麻雀大会がクリーンであることを社会に広めることが我々の使命だ。これから大会を主催する方々にも、是非参考にしてもらいたい。」と話す。
会長が参加者全員の麻雀技術(打ち筋、マナー等)を審査して決定する「大会特別賞」は慶應大学麻雀研究会のメンバーに贈られた。講評で、会長は「麻雀に対して至極真剣に取り組んでいる。彼は準決勝で敗退してしまったが、熱意が伝わってきた。」と話した。
エキㇱビジョンマッチは代表者4名が選出され、50名を超える観戦者の中で行われた。
イベント終了後、参加者は「あの一打を見るためだけにこの合宿に参加したといっても過言ではない。」「本当に素晴らしかった。異世界にいるかのようだった。」「全員が最後の1局まで諦めない姿勢が伝わってきた。」と口々に話していた。
学生麻雀部連合では、今後も加盟団体向け合宿や、交流戦などを開催していく予定である。