麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン8日目の対局が10月16日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は園田、近藤、亜樹、沢崎の対戦。
東1局2本場、親の近藤がドラ単騎のリーチで6000オールを決めていきなり大きなリードを得る。
3本場では沢崎のリーチに自身も8000の聴牌で攻め込んだ園田だったが、沢崎が園田から8000のアガリを決めた。
その後は亜樹がリーチ攻勢に出てアガリを決め、徐々に近藤との差を詰めた。
亜樹はあと一歩まで迫ったが、オーラスは近藤がかわして自身の今季初トップを決めた。
第1試合結果
1位 近藤(フェニックス)+70.7
2位 亜樹(風林火山)+14.4
3位 沢崎(サクラナイツ)▲24.6
4位 園田(ドリブンズ)▲60.5
第2試合
第2試合はたろう、茅森、勝又、内川が出場。
東1局に内川が早いリーチでたろうから裏3の12000をアガり一歩リードを得る。
その後はたろうが手を入れて聴牌、リーチにたどり着くもことごとく勝又、内川が競り勝つ展開に。
南3局にはMリーグ初の珍事が発生。
ピンズのホンイツでをポンしていた北家のたろうがの形の5200聴牌。そこに親番の茅森がタンヤオ赤3のカン待ちとなっていた。
現状茅森の待ちは山にいない状態だが、なんとここからたろうがを引き、待ちを選択できる状態に。ラス目のたろうは高打点を優先してを加カン。
茅森はMリーグ史上初の搶槓のアガリを決めた。
しかしこの語の1本場、たろうは茅森から3900のアガリでオーラスの3着浮上の為の倍満条件を作ると、オーラスに平和赤2ドラ2の聴牌。リーチしてツモって裏1の倍満を決めて劇的な着順浮上となった。
トップは序盤のリードを活かした内川の逃げ切りとなった。
第2試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+59.0
2位 勝又(風林火山)+9.5
3位 たろう(ドリブンズ)▲24.1
4位 茅森(フェニックス)▲44.4
10月16日トータル結果
サクラナイツ +34.4
フェニックス +26.3
風林火山 +23.9
ドリブンズ ▲84.6
ドリブンズはやや苦戦でポイントを減らしたが、連続4着は回避して踏みとどまった。サクラナイツは200ポイント近くまで載せややリード。10月の戦いもこれより後半に差し掛かる。