麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン9日目の対局が10月19日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は村上、小林、滝沢、松本の対戦。
東1局、村上が松本とのリーチ合戦を制して2000・4000、幸先良いスタートを切る。
東2局では小林が早い巡目でのタンヤオ平和のリーチ。一発ツモ裏2の3000・6000でトップ目に立つ。
しかし東3局で親番を迎えた村上が七対子ドラ2で地獄単騎の待ちをツモって4000オール。再びトップ目に立った。
東4局2本場では親の滝沢が七対子ドラドラの9600を松本からアガり、上位は3人の争いになるかと思われた。
しかしこの後松本が滝沢から8000、5200の直撃を取ると、その後の親番で6000オール、4000オール、2000オールと怒涛の5連続アガリを見せ、一気に大きなトップ目に浮上した。
南3局では村上、滝沢のリーチに果敢に追いかけた小林が3000・6000をアガって2着目に浮上。最終局は流局となり、松本が怒涛の連続アガリを活かして逆転勝利を飾った。
第1試合結果
1位 松本(ABEMAS)+71.9
2位 小林(Pirates)+11.4
3位 村上(ドリブンズ)▲17.2
4位 滝沢(風林火山)▲66.1
第2試合
第2試合は園田、石橋、滝沢、白鳥が出場。
東1局の親番で園田が滝沢からの12000、2600オールと連続でアガリを決めて一歩リードを得る。
東2局には親番の石橋が(ドラ)からの切りリーチと黒いデジタルならではの独特の手筋を披露。しかしここでは流局となった。
東3局1本場には白鳥が3000・6000。これまで満貫のダマテンが多めだった白鳥が勝負に出て跳満ツモに成功した。
しかしその後、3600点持ちと苦しい立場になった滝沢が怒涛の連続高打点を決める。
南4局にはトイトイ・三暗刻・ドラ4の4000・8000。(ツモ牌はドラの)
南1局ではタンヤオ・七対子・赤の単騎リーチ。白鳥が最終手番で園田の仕掛けも受け、リーチの現物であるが切り切れず、メンツ手で当たりづらいを選択したが、滝沢に12000の放銃という痛恨の結果となった。
その後、2000・4000、園田からの7700と連続でアガリを決め場を支配した滝沢が今季3戦目で初勝利を飾った。
第2試合結果
1位 滝沢(風林火山)+71.1
2位 園田(ドリブンズ)+3.8
3位 石橋(Pirates)▲23.2
4位 白鳥(ABEMAS)▲51.7
10月19日トータル結果
ABEMAS+20.2
風林火山+5.0
Pirates▲11.8
ドリブンズ▲13.4
どのチームも本日は平均着順2.5となり、ポイント状況はほぼ変わらずの一日となった。