麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン19日目の対局が11月5日(木)に開催された。
第1試合
第1試合は白鳥、瑞原、魚谷、瑞原の対戦。
東1局、瑞原が親リーチ。その現物の待ちの平和ドラ1で黒沢がダマテン。一旦まわったが河底の最終手番で聴牌を入れた白鳥がを勝負。黒沢の3900のアガリで開幕した。
その後は安い手でアガリで徐々に場が進み、黒沢が小さなトップ目で南3局まで進んだ。
その南3局に瑞原が高めツモ倍満の大物手でリーチしたが、親の魚谷が4000オール。一気にリードを得た。
その後の2本場でも瑞原は大物手の聴牌を入れたが、今度はホンイツ仕掛けの白鳥に捕まり8000放銃と苦しい展開となった。
オーラスでは白鳥と黒沢の熾烈な2着争い。黒沢の親リーチを受けながらも白鳥がチンイツの仕掛けをアガリきって2着を勝ち取った。
接戦を要所の親満貫ツモで抜け出した魚谷が今シーズン初勝利を飾った。
第1試合結果
1位 魚谷(フェニックス)+61.6
2位 白鳥(ABEMAS)+15.3
3位 黒沢(雷電)▲22.1
4位 瑞原(Pirates)▲54.8
第2試合
第2試合は日向、小林、魚谷、萩原が出場。
東1局、小林がドラドラ内臓の切りのカン待ちでリーチ。萩原からのアガリで裏は乗らなかったものの60符3ハンの8000の出アガリでスタート。
東2局でもドラをポンして2000・4000。2局連続満貫のアガリでリードを広げた。
東4局1本場でも魚谷から7700のアガリで更にリードを広げた。
東4局3本場では萩原が日向との2軒リーチを制して3900。一旦2着目に浮上した。
南1局では小林がドラ1の3面張リーチ。なんと海底でツモって2000・4000。リードを確固たるものとした。
南2局では萩原が決死のペンリーチ。ピンズのホンイツでのノベタンだった魚谷だが、リーチを受けての一発目にを引いてに受け変え。最終手番でをツモり4000オール。
その後の1本場では魚谷、日向、萩原の3軒リーチとなったがここは萩原が制して日向から8000のアガリ。2着浮上に臨みを残してオーラスへ。
オーラスは萩原がアガれば2着に浮上する聴牌。日向も望みを残したリーチを打つも実らず流局。着順はそのままでの決着となった。
第2試合結果
1位 小林(Pirates)+77.6
2位 魚谷(フェニックス)+3.5
3位 萩原(雷電)▲20.5
4位 日向(ABEMAS)▲60.6
11月5日トータル結果
フェニックス+64.1
Pirates+22.8
雷電▲42.6
ABEMAS▲45.3
6位、7位、8位の直接対決はフェニックスが勝利。Piratesもややスコアを伸ばした。雷電は連続3着と苦戦してマイナスを増やす結果となったが、4着は回避。この先に徐々に巻き返していきたい。