麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン20日目の対局が11月6日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は園田、高宮、亜樹、沢崎の対戦。
東1局1本場、亜樹がダマテンで3000・6000のアガリを決めて一歩リード。
東2局1本場には園田が一旦カンの聴牌をダマテン。その後を引いて待ちに受け変えタンヤオ平和赤2のリーチ、しっかりツモって3000・6000で亜樹との点差を縮めた。
点差を縮められた亜樹だが、その後の東3局2本場で、高宮のリーチを受けながらも2000・4000のアガリを決めて再び突き放す。
その後も的確にアガリを続けリードを広げて勝ち切った。
オーラスは逆転の望みがある園田が親で満貫確定リーチ。しかし高宮が3着確定のアガリで決着となった。
第1試合結果
1位 亜樹(風林火山)+68.2
2位 園田(ドリブンズ)+7.4
3位 高宮(麻雀格闘倶楽部)▲23.4
4位 沢崎(サクラナイツ)▲52.2
第2試合
第2試合はたろう、寿人、勝又、岡田が出場。
東場は小さいアガリが続いたが、東4局に親の勝又がピンズ染めのたろうを見てのピンズの両面外し。マンズ待ちに寄せて4000オールのアガリを決めて一歩リード。
しかしここから魔王寿人のスイッチが入る。まずはその後の1本場に1000・2000のアガリを決める。
南1局では岡田のリーチを受け、寿人もをポンしたタンヤオの待ち(は役無し)の聴牌を入れた。
その後を持ってきた寿人は迷うことなく加カン。なんと嶺上であれば役がついてアガれるを嶺上開花で引き当てた。1000オールだが打点以上に大きなインパクトを残すアガリとなった。
その後たろうから7700、更に4000オールと親番での怒涛のラッシュを決めて一気に点差を引き離した。
たろうは本手が決まらず苦しい立場だったが、南2局1本場に岡田のリーチに追いかけ、12000の直撃を決めてなんとか3着に浮上する。
2着目の勝又は、その後の南2局2本場で8000のアガリを決めて寿人との点差を縮める。
しかし南3局、南4局は寿人が的確にアガリを決めてゲームセット。今シーズン最速の個人5勝目を決めた。
第2試合結果
1位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+78.6
2位 勝又(風林火山)+15.8
3位 たろう(ドリブンズ)▲22.9
4位 岡田(サクラナイツ)▲71.5
11月6日トータル結果
風林火山+84.0
麻雀格闘倶楽部+55.2
ドリブンズ▲15.9
サクラナイツ▲123.7
首位攻防戦は風林火山に軍配。この日の結果で遂に首位が入れ替わった。ただスコア全体的にみると上位2チームの優位は揺るがず、2チームVS6チームの構図になっているとも言える。麻雀格闘倶楽部は寿人が個人スコアを+246.9の2位まで上げた成果もあり、3位まで浮上した。