麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン26日目の対局が11月17日(火)に開催された。
第1試合
第1試合は丸山、石橋、内川、黒沢の対戦。
東1局は石橋が黒沢から8000、東2局は内川が丸山から8000。男性陣が好調なスタートを切った。
東4局では積極的に仕掛けた丸山が満貫ツモで失点を取り返した。
しかしこの後丸山は積極的に攻撃に出るもリーチや勝負手でことごとく放銃に回る苦しい展開となった。
内川、石橋、黒沢は3者ともトップがすぐそこに見える状態でオーラスを迎えた。石橋が仕掛けて待ちだがは役がない形のタンヤオ聴牌を入れたところで内川が門前聴牌の待ちにたどり着いてリーチ。しかしそのリーチ直後に石橋がツモ。熱戦に決着をつけて今シーズン初勝利を飾った。
第1試合結果
1位 石橋(Pirates)+62.1
2位 内川(サクラナイツ)+11.9
3位 黒沢(雷電)▲13.0
4位 丸山(ドリブンズ)▲61.0
第2試合
第2試合はたろう、瑞原、内川、瀬戸熊が出場。
東1局には内川が2軒リーチを制して瑞原から5200のアガリで発進。
東4局には瑞原がリーチに出るも親のたろうが4000オールを決めてトップ目に浮上する。
しかしその後の1本場、3軒聴牌の競り合いを制して内川が清一色の3000・6000をアガリきって再びトップ目に浮上。南入時点では内川が42500点持ち、たろうが33200という状況で迎えていた。
瑞原は南1局の親番もあっさりかわされ、その次局には瀬戸熊が3000・6000。点棒状況は3者の競り合いとなり、瑞原は大きく水をあけられた。
南3局を4400点持ち。そして残りの3者が30000点を超える状況となった瑞原だったが、南3局で瀬戸熊のリーチを受けながらも内川から8000のアガリを決めて着順浮上を芽を残してオーラスを迎えた。
瑞原は南4局を内川、瀬戸熊からの8000直撃で3着、3000・6000で2着に浮上する状況で迎えた。
早い巡目でタンヤオ・平和・三色が見える形のイーシャンテンから時間はかかったものの12巡目にたどり着いた待ちのタンヤオ・平和・三色の聴牌をリーチ。山に三枚いた高めのをツモって起死回生の3000・6000。苦しい展開を打破して見事2着を勝ち取った。
そしてこの結果、東場終了時点で4万点、3万点を超えていた内川、たろうが共に24200点持ちの同点の3着、トップは瀬戸熊で、26200点持ちでの最小得点トップ記録を樹立。瑞原の粘りが驚きの珍記録を産んだ。
また、同着の3着はMリーグ記録上はラス扱いにはならないため、たろうはまだ今シーズン4着回避率100%を継続中となっている。
第2試合結果
1位 瀬戸熊(雷電)+46.2
2位 瑞原(Pirates)+5.4
3位 たろう(ドリブンズ)▲25.8
3位 内川(サクラナイツ)▲25.8
11月17日トータル結果
Pirates+67.5
雷電+33.2
サクラナイツ▲13.9
ドリブンズ▲86.8
Pirates、雷電は順位を一つ上げた。ドリブンズはやや苦しみリードを減らす結果となった。