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もっと勝つための現代麻雀技術論 第136回 「鳴きを考慮した手作り」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第136回 「鳴きを考慮した手作り」

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 今回から鳴きを考慮した手作りに入ります。

悪形面子候補同士は、シャンテン数にかかわらず良形変化より鳴きやすさを優先

 メンゼン手でも1シャンテンなら第12回で申しましたように、良形変化よりテンパイした時に他家から出やすい待ちを優先するのが基本です。

 1シャンテンなら手変わりするより先にテンパイしてしまうことが多く、テンパイした場合に出やすい待ちが残ることは、テンパイしやすくなる変化が残ることよりアガリ率に与える影響が大きいためですね(手変わりより受け入れ優先)。

 鳴き手の場合は鳴くことによってシャンテン数を進めることができます。ですから他家から出やすい待ちを残すことが直接シャンテン数の進めやすさに影響するので、シャンテン数にかかわらず、悪形同士なら良形変化が多い面子候補より、鳴きやすい面子候補を優先して残します。

 基本的には端寄りの牌の方が鳴きやすいですが、特にチーの場合は上家の河を見て何が切られやすいかを意識するようにしましょう。

 「上家がマンズの一色手狙いに見えるならマンズは鳴きにくく、ピンズとソーズは鳴きやすい」、「上家は序盤にを切っているがは切ってないので、ならの方が使われにくいので鳴きやすい」という感じですね。

鳴き手ならなおのことカンチャンよりトイツ優先

 メンゼン手でもカンチャンよりトイツを残すことが多かったですが、鳴き手なら誰からでも鳴けるトイツのでなおのことトイツ優先です。

 トイツが3つあってトイツを残しても受け入れが2枚しか無い場合でも、鳴きを考慮するとカンチャン:4×2=8枚相当、トイツ:2×4=8枚相当、カンチャンは上家以外に切られてさらに待ちが薄くなる場合がある分トイツ有利と言えます。

 

 誰からでも鳴けるトイツを残してピンズを切る方がテンパイしやすいですが、リャンメン固定の打の方がテンパイした時に良形になりやすい。

 基本は「アガリに近い段階の受け入れ優先」で打としますが、トイツがトイツのように比較的鳴きやすい場合はピンズ切りでしょうか。

 ピンズを切る場合もを切るかを切るかが問題です。リーチの場合はスジ待ちのカンとカンではアガリ率に結構差がありましたが、鳴き手の場合は、他家がこちらの鳴きを特に警戒していなければスジも出やすさはあまり変わりませんし、カンでテンパイした後もツモの良形変化が残ります。

 ドラが無い手であれば、2つ鳴いても他家がこちらの鳴きを警戒する可能性は低いとみて、ツモと良形変化を残す打

 がドラならポンしてテンパイした時に先に切っていると待ちが読まれにくいので打、中ポンの時点で他家に警戒されていて鳴きがあまり期待できなさそうなら良形テンパイになりやすいように打でしょうか。

 鳴き手の場合はメンゼン手以上に、他家の動向も意識するようにしたいですね。

 

 

 トイツが強いと言ってもリャンメンよりは残さないことが多いですが、この手はを切っても受けが残り、トイツが比較的ポンしやすいので打とします。マンズがならトイツ落とし。

 を引いて完全1シャンテンになった場合に鳴きやすいトイツが残る方がよいので基本は打としますが、他家からのテンパイが入りそうで将来が危険、が安全牌という場合はリーチが入ったところで危険牌が浮かないようにを切る手もあります。

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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