麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン68日目の対局が2月2日(火)に開催された。
第1試合
第1試合は丸山、萩原、滝沢、茅森の対戦。
東1局は親の丸山と南家茅森の2軒リーチ。アガリがなかなか生まれずに訪れた茅森の最終ツモが丸山のアガリ牌で河底の1ハンもプラスされての跳満のアガリで丸山が大きなリードを得た。
しかし東2局2本場に親の茅森が滝沢から12000のアガリを決めて失点を取り返す。
茅森は連荘を続けたが、東2局4本場には茅森のリーチに萩原が追いかけて茅森から一発で5200のアガリを決めて2着争いで一歩上に立つ。
東4局には滝沢が思い切った手順で門前のチャンタ三色を完成させて2000・4000のアガリを決めて南入。
南3局では萩原が2000・4000のアガリを決めて丸山との点差を縮めてオーラスを迎えた。
萩原は1局連荘したが、1本場では丸山がダブ南ポンからドラを重ねて聴牌。滝沢から8000のアガリを決めて決着。久々の出場で苦しいチームにトップを持ち帰った。
第1試合結果
1位 丸山(ドリブンズ)+64.4
2位 萩原(雷電)+12.9
3位 滝沢(風林火山)▲24.6
4位 茅森(フェニックス)▲52.7
第2試合
第2試合は村上、黒沢、亜樹、魚谷が出場。
東2局1本場に親の村上が先制リーチで4000オール。チーム連勝に向けて大きなアガリを決める。
東4局2本場には魚谷が亜樹との競り合いを制して2000・4000のアガリで2着目に浮上して南入。
南1局にも魚谷が8000をアガって微差ながらトップ目に浮上した。
南3局は村上の親番、魚谷は高め三色のタンヤオ手をリーチ。高めを一発ツモで3000・6000のアガリを決めて一気に抜け出した。
南3局は黒沢と村上の2軒リーチ。黒沢が2000・4000のアガリで3着目に浮上してオーラスへ。
オーラスは黒沢はダマテンで3900のアガリを決めて2着まで浮上して決着。魚谷が要所の高打点でトップを勝ち取った。
第2試合結果
1位 魚谷(フェニックス)+56.1
2位 黒沢(雷電)+4.3
3位 村上(ドリブンズ)▲17.4
4位 亜樹(風林火山)▲43.0
2月2日トータル結果
ドリブンズ(丸山1着・村上3着)+47.0
雷電(萩原2着・黒沢2着)+17.2
フェニックス(茅森4着・魚谷1着)+3.4
風林火山(滝沢3着・亜樹4着)▲67.6
ドリブンズから久々の出場となった丸山がトップを獲得して順位を6位に上げた。しかしフェニックスも魚谷がトップを死守してポイントを加算。今後のセミファイナル争いが更に激しくなることを予感させた。