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【Mリーグ】UNEXTパイレーツインタビュー「ここまで真剣に自分の為に、相手の為に麻雀の話をしたことはなかった」

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UNEXTパイレーツチームインタビュー

ー4ヶ月のレギュラーシーズンお疲れ様でした。あと一歩という所で涙を飲みましたが、まずはこの戦いを通しての感想を皆様頂けますでしょうか。

小林「非常に充実していました。麻雀だけに集中できた4ヶ月だと思います。」

石橋「ドラフトから今日まで本当にあっという間だったな、という感じです。個人としてはあまり成績を残せずに終わってしまい、悔いが残る4ヶ月でした。」

朝倉「あっという間の4ヶ月でとても密度の濃い期間でした。なんとか終盤目を残せるところまではきたのですが、道中もっとどうにかできた場面もあったな、と思います。」

ー4ヶ月間、山あり谷あり色々あったと思うのですが、自分たちのこのへんは上手にできたな、という部分や、逆にこのへんはもっとやりようがあったな、という部分はありましたでしょうか。

小林「たくさんアガって、振込率は少なく、と80戦のデータを見るとウチらしくは打てているとは思うのですが、やや失点が多かったかなと思います。」

石橋「データとしてはここまで負けるような数値ではないと思うのですが、重い打ち手が揃った麻雀をする機会があまりなかったので、トップ取りという観点でベストを尽くせてはいなかったかもしれません。」

朝倉「Mリーグのルールやメンバーに対してのPiratesの麻雀として最善を尽くせたかというと、後悔する部分もありました。個人としても数えきれないほど取りこぼしをしていますし。今年敗退となってしまったのは、そういうものの積み重ねが大きかったのだと思います。」

ー3人共デジタル派、データ派な方々だと思うのですが、80戦というのは長いようで短い期間でもあります。勝つためには、データ通りだけでなく、データを逸脱した部分も必要だと感じたところはありますでしょうか。

小林「逸脱する必要はないと思っています。全データで、もっといい数字を残すことが可能だと思っていて、そのためにはどうするかを勉強して突き詰めていこうと思います。」

ーよく3人で毎日のように麻雀の話をされていた時間は、皆様にとってどうでしたか。

小林「ここまで真剣に自分の為に、相手の為に、麻雀の話をしたことって無かったんじゃないかなと思います。本当にいい時間でした。」

石橋「考え方の近い3人なので、近いバランスの中でより良い意見が聞けるので、非常にありがたい環境でした。」

朝倉「自分の勝ち負けが、自分だけではなくチームのものになるので、より過程をしっかりしようと3人で一致団結した4ヶ月でした。」

ー来期改めて、もしまたこの3人で戦うことになった場合、どう戦っていきたいかをお伺いしたいです。

小林「優勝候補にも挙げて頂いたりしたのですが、残念ながら結果が残せなかったのは、もっと勉強して、来期戻ってきたいと思っています。」

石橋「私はドラフトでも最終指名で、ギリギリでMリーグに選ばれた立場で結果を残せなかった。ここに居続けるためには勝たなければならない。自分の麻雀プロ人生はまだまだ続けていきたいので、必死で努力していこうと思っています。」

朝倉「今年の負けた結果は自分達のミス、取りこぼし、が多かったのですが、目指しているところ、方向性が間違っているわけではないことを示すために、Piratesとしての麻雀を磨いて、期待値を積み重ねられるように努力していこうと思います。」

ー最後に一つ、アマチュアの方々がこれから麻雀を覚えていく上で、どのようなデータを意識して麻雀を打つべきなのでしょうか。

石橋「基本的にはアガり率が大事。メンツにもよるのですが、3割程度を目指してやっていくといいですね。実際は4人でするゲームなので4回に1回アガれれば25%となるのですが、それよりも少し上を目指して、ということで。アガリを目指すと振込みも多くなるので、慣れてきたら振込みも減らすことを目標にしていくといいですね。」

小林「そうですね、我々のような麻雀を目指すのであれば、3割は少しオーバーかなといった気もしますが(笑)25%には結構近づけると思います。放銃は10%ちょっとにできれば、という感じですね。」

朝倉「アガリ率と放銃率の差が大事ですね。振込率が水準より高ければ、もう少し上のアガリ率を目指す。アガリ率が低いのであれば、より放銃しないようにする、といったことが大事だと思います。」

日々自分達の麻雀を論理的に振り返り、おしえて!パイレーツや路上感想戦で自分達の考えを披露しているPirates。今期は残念ながら敗退となったが、この日々の努力は必ず今後に繋がるだろう。3人のこれからの活躍にも注目だ。

ファイナルシリーズ概要

3月2日(土)から始まるファイナルシリーズは、16日・17日を除く、毎週土日15時から計8日間にわたって開催され、1日3試合、合計24試合を予定。試合ルールはレギュラーシーズンと同様だが、進出する4チームはレギュラーシーズンでの獲得ポイントの半分(小数点以下第2位まで切り上げ)を引き継ぐ形で、ファイナルシリーズをスタートする。

ファイナルシリーズ持ち越しポイント
順位 チーム名 TOTAL 試合数
1 風林火山 140.9 0/24
2 ABEMAS 92.3 0/24
3 麻雀格闘倶楽部 19.6 0/24
4 ドリブンズ ▲4.3 0/24

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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