<麻雀最強戦2016 全国アマチュア最強位決定戦>◇10月30日
竹書房が主催する麻雀日本一決定戦「麻雀最強戦2016」の「全国アマチュア最強位決定戦」が30日に行われ、稲波崇さん(最強戦リーグ代表)が優勝してファイナル進出を決めた。
店舗予選16000人、ネット予選を含めると、30万人が参加し、毎年最も厳しいとされる予選を勝ち抜いた16名による決定戦。
A卓をオーラスの逆転で勝ち抜いた稲波さんは、決勝戦でも南場の親でPERFECTRAINさん(中国最強位)を逆転し、さらに82800点まで加点する。悠々と逃げ切りたい稲波さんだったが、オーラスの親の熊澤秀雄さん(九州最強位)の粘りに合い、67500点差から17300点差まで詰め寄られる。熊澤さんは6本場まで連荘したが、最後は熊澤さんのテンパイ打牌を捕らえた稲波さんが1300をアガって、26局、3時間超となる最強戦史上最長の戦いを制した。
稲波さんは「オクタゴンでの(最強戦リーグ)決勝を思い出しました」と、同じく独走から追い上げられる展開で、なんとか逃げ切った最強戦リーグでの決勝を振り返りながら、喜んだ。最強戦リーグでは時間切れで逃げ切ったが、今回は自らのアガリで決着を着け、予選での経験を見事に生かした。
局 | 結果 | |
---|---|---|
1 | 東1局 | 流局 |
2 | 東1局1本場 | RAIN 3900 |
3 | 東1局2本場 | 流局 |
4 | 東1局3本場 | RAIN 4000オール |
5 | 東1局4本場 | RAIN 500オール |
6 | 東1局5本場 | RAIN 5800 |
7 | 東1局6本場 | 稲波 16000 |
8 | 東2局 | 稲波 1300オール |
9 | 東2局1本場 | 西田 1300-2600 |
10 | 東3局 | RAIN 1300-2600 |
11 | 東4局 | 熊澤 500オール |
12 | 東4局1本場 | 流局 |
13 | 東4局2本場 | 稲波 400-700 |
14 | 南1局 | 稲波 3000-6000 |
15 | 南2局 | 稲波 2000 |
16 | 南2局1本場 | 稲波 5800 |
17 | 南2局2本場 | 稲波 6000オール |
18 | 南2局3本場 | 西田 300-500 |
19 | 南3局0本場 | 熊澤 5200 |
20 | 南4局0本場 | 熊澤 1000オール |
21 | 南4局1本場 | 熊澤 4000オール |
22 | 南4局2本場 | 熊澤 1300オール |
23 | 南4局3本場 | 熊澤 流局 |
24 | 南4局4本場 | 熊澤 7700 |
25 | 南4局5本場 | 流局 |
26 | 南4局6本場 | 稲波 1300 |
【A卓】
1位 稲波崇(最強戦リーグ)
2位 鈴木暁(東東京最強位)
3位 山越貴広(北関東最強位)
4位 宮本駿(名古屋最強位)
【B卓】
1位 西田佳正(近畿・四国最強位)
2位 大口守信(シニア最強位)
3位 松崎真也(西東京最強位)
4位 牛嶋光博(中部最強位)
【C卓】
1位 熊澤秀雄(九州最強位)
2位 田切貴紘(東北最強位)
3位 畑内健志(南関東最強位)
4位 中原龍(学生最強位)
【D卓】
1位 PERFECTRAIN(中国最強位)
2位 山本晃(北海道最強位)
3位 村上公成(大阪最強位)
4位 高橋凌(2015アマチュア最強位)
【決勝】
1位 稲波崇
2位 熊澤秀雄
3位 PERFECTRAIN
4位 西田佳正
稲波さんはD卓に入る