ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第656回「オリ本 著:しゅかつ その7」システム12 テンパイしても押すかどうか微妙な手であれば、比較的通りやすい牌であっても1シャンテンから押さずに降りた方がよいと考えられます。 『現代麻雀最新セオリー』では、無スジ中張牌単騎のドラ無しチートイツテンパイでも追っかけリーチが悪くないようです。単騎はカンチャンより1枚少ないのでアガリ率は落ちますが、リーチ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第655回「オリ本 著:しゅかつ その6」システム10 (1)は良形のみ手テンパイで無スジ勝負とほぼベタオリとの比較になりますが、(2)はをスルーして、危険牌を切らずにテンパイできる可能性が残る1シャンテンとの比較です。収支戦想定なら(1)はまだ押せるとみますが、(2)ならスルーが無難とみます。(1)についても、無スジを通すほど次の無スジの危険度が上がるので...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第654回「オリ本 著:しゅかつ その5」システム8 2シャンテンとなるとほとんど降りた方がよいとうのは確かですが、2シャンテンということは、1手進めば1シャンテンです。序盤で通っている牌が少ないなら、無スジの放銃率も低いですし、降りを選んでも降り切れないことも増えます。そのうえで1手進んで1シャンテンになれば十分押せる手組になるのであれば、2シャンテンから...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第653回「オリ本 著:しゅかつ その4」システム6 昨今の研究で安手悪形待ちの追いかけリーチが案外成立するという結論が出ているのは、ベタオリした時の損失が結構大きいためです。実戦では追いかけリーチを打たなかったからといって必ずしもベタオリになるとは限らないので、ダマにして危険牌を引いたらテンパイ崩し、危険牌にくっついてもリャンメンテンパイしたら追っかけのよ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第652回「オリ本 著:しゅかつ その3」システム4 子の1シャンテンから無スジ勝負(テンパイ時に切る牌も無スジ)となると、基本的に良形(リャンメン×2以上)かつ高打点(満貫程度)が必要になります。(2)の手牌は辛うじて基準を満たしているとも言えますが、本書で指摘されているように、ドラ表示牌は浮き牌として強い部類なので、悪形低打点テンパイになりやすい手牌なら...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第651回「オリ本 著:しゅかつ その2」システム2 とで受けがかぶっているうえに、を切っていてフリテンになりやすい…と手牌の短所が先に目につくと降りたくなりますが、親で満貫以上が見込めるくっつき1シャンテン。ツモなら良形テンパイ、は無スジですが特別当たりやすいわけではなく、が通ればも通ると考えると案外押せる手牌であることが分かります。 打としてツモのフリ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第650回「オリ本 著:しゅかつ その1」システム1 麻雀で勝つためには、場の情報を正しく把握することが欠かせません。取り入れることができる情報量が多い人ほど実力者であると言えます。 しかし、取り入れる情報は多いに越したことはありませんが、正しい判断ができるのであれば、扱う情報はむしろ少ない方がよいです。何故なら多くの情報を取り入れるためには時間も労力もか...