ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第617回「三人麻雀の極意 著:オワタ その3」05 四麻で一般的に「絞り」があまり有効ではないとされたのは、一人の手を止めることが出来ても残りの二人が得をするので相対的に損をしてしまうためです。三麻なら対戦相手が二人なので、一人の手を止めることが有効になるケースも増えると言えます。 「絞るかどうか」は相手の手牌が面子候補十分で鳴けるようになってからの話なので、...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第616回「三人麻雀の極意 著:オワタ その2」03 を抜くことで1翻アップするだけでなく、1枚多くツモれるというメリットも無視できません。巡目が早い段階でテンパイできるほど有利なので、アガリを目指すならは即抜きが基本です。 逆に言えば、アガリを目指さないのであれば、を手牌に残すことで安牌にすることや、一発やハイテイを消すために使うことを考えます。天鳳特上卓くら...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第615回「三人麻雀の極意 著:オワタ その1」01 三麻は四麻に比べて字牌が重要というのは確かです。しかし、それは他家にとっても同じです。自分の手牌が比較的字牌の価値が低いのであれば、四麻以上に「字牌の価値が高い手牌になっている他家に重ねられる前に切る」ことも必要になります。 本書の切り順は、字牌重なりからホンイツに移行する手順がある場合の話です。もしホンイツ...