ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第671回「日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 著:かにマジン その5」第2章 1 233457の形はリャンメンカンチャンと呼びます。234のシュンツを抜き出すと357のリャンカンが残りカン6の受けがあることが分かります。 345のシュンツを抜き出すと7が浮き牌になるのがカン6の受けを見落としやすい理由です。シュンツの抜き出し方を1通りと決めつけないことが見落としを防ぐコツです。 毎回...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第670回「日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 著:かにマジン その4」第1章 7 本書の牌図のようにコーツ手も見える場合は「好牌先打」が有力になることはあまりないですが、シュンツ手で手役やドラ絡み、安牌を抱えるメリットが大きい、コーツができる牌が多く切られているといった、「好牌先打」が実戦的に有力になる要素自体は多々あります。基本は受け入れ重視で手厚く持つと押さえたうえで、実戦では本書...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第669回「日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 著:かにマジン その3」第1章 5 テンパイしたけれども、のみ手のうえに待ちが苦しいとなると、そもそもテンパイ以前の段階でより優秀な手への手変わりを目指すべきことが多いものです。手作りや手変わり基準については次章で取り上げられています。まずは手牌に着目しましょう。 本書の牌図のように手変わりが乏しく、たまたま前巡に必要牌が切られたために待...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第668回「日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 著:かにマジン その2」第1章 3 リーチしても打点が倍にならず、ダマでもツモって満貫に届くことから5200(ダマ40符3翻)はダマというのもよく言われてきたセオリーですが、リーチしていればツモって裏ドラが乗れば跳満に届きます。打点を額面通りにとらえるとリーチを過小評価しがちです。 とはいえ、ダマで5200に届くとなればダマにする機会も増...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第667回「日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 著:かにマジン その1」第1章 1 本書で指摘されている通り、一発裏ドラの打点と祝儀という変動制プレミアムの存在がリーチのメリットをより大きなものにしています。 子のメンタンピンのアガリ点は3900点ですが、子のタンピンテンパイでリーチした場合、ツモ、一発、裏ドラを含めるとアガった時の平均打点は6000点以上になります。アガリ手の打点を表現...