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ネマタの戦術本レビュー第668回「日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 著:かにマジン  その2」

ネマタの戦術本レビュー第668回「日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法 著:かにマジン その2」

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第1章 3

 リーチしても打点が倍にならず、ダマでもツモって満貫に届くことから5200(ダマ40符3翻)はダマというのもよく言われてきたセオリーですが、リーチしていればツモって裏ドラが乗れば跳満に届きます。打点を額面通りにとらえるとリーチを過小評価しがちです。
 とはいえ、ダマで5200に届くとなればダマにする機会も増えるのは確かです。ツモれる機会が多い序盤なら基本リーチ(ただし悪形待ちの中で良形変化が多いものはダマ)、中盤は良形リーチ悪形ダマ、終盤は基本ダマとします。
 基本をふまえたうえで微妙なケースについては、本書にある通り、「ダマで出やすいか」「他家がアガリに近そうか」で判断します。アガリに近い相手が降りるのであれば、「相手が降りる」ことはむしろメリットになる場合さえあるのでリーチ有利になりやすいと言えます。このあたりは具体的に基準を作るのが難しく、基準にこだわり過ぎて局面に応じた柔軟な選択が出来なくなるのも損なのである程度感覚的に判断してもらっても構いません。

第1章 4

 昨今の研究ではリーチ40符2翻の悪形であっても先制リーチ相手に追いかけるのが悪くないことが分かっているので、先制ならなおのこと放銃リスクは気にせずにリーチすべきと言えます。
 前回から申し上げているように、リーチには過小評価されがちな要素が多数あります。特に悪形テンパイでも原則はリーチというセオリーについては、浸透するまで結構な時間がかかりました。
 本書は理論だけでなく、筆者の経験談を交えたうえでリーチの優位性が説かれています。昨今の戦術書はいずれもリーチの優位性が説かれていますが、それでもまだまだ、「麻雀は綺麗な手をアガることが重要」「リーチは仕方なくかけるもの」という意識が抜けない人も少なくありません。リーチ判断に限らず、自分の打ち方の癖が抜けずに勝ち切れずにいる打ち手にとって、本書の内容は特に参考になることでしょう。

日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法

日本一麻雀が強いサラリーマンの必勝法380万人の天鳳プレイヤーの頂点に立ったのは普通の会社員! 天鳳位、フリー勝ち組になる51のメソッドが凝縮。著者の名は「かにマジン」。ネット麻雀のハンドルネームからとった名前だが、もちろん実在する人物である。
なぜごく普通の負け組だった男が仕事をしながら麻雀も強くなれたのか。一人の麻雀人生物語とともに、そこで学んだ戦術を公開。これを読めばあなたも仕事でも麻雀でも勝ち組になれる!

 
かにマジン
単行本:1,404円
Kindle Unlimited
 
 

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この記事のライター

ネマタ
現役の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。1984年佐賀県生まれ。東京大学文学部中退。

サイト:現代麻雀技術論
著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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