第1章 7
本書の牌図のようにコーツ手も見える場合は「好牌先打」が有力になることはあまりないですが、シュンツ手で手役やドラ絡み、安牌を抱えるメリットが大きい、コーツができる牌が多く切られているといった、「好牌先打」が実戦的に有力になる要素自体は多々あります。基本は受け入れ重視で手厚く持つと押さえたうえで、実戦では本書で言うところの「牌効率」にこだわり過ぎずに局面に応じて判断されることをお勧めします。
第1章 8
字牌単騎テンパイでリーチすればリャンメンリーチと同程度にアガリやすいとされます。しかしながらこれは字牌が他家から比較的出やすいことが前提。もし字牌待ちが読まれやすい河であればこの限りではありません(それでも手の内で使いにくい以上、無スジの数牌単騎よりはアガリやすいとは思います)。
よって、チートイツのように字牌単騎テンパイが狙いやすい手こそ、河を作って待ちを読まれにくくする選択も必要になります。序盤は山読みがきかず、安牌を残すメリットも薄いです。 チートイツの1シャンテンの3枚選択ならどれで待っても良い牌を残せとありますが、実際は3枚のうち2枚あればテンパイ時に必ず強い待ちを残せます。
とはいえ狙ってできるケースはそれほど多くなく、中盤以降となれば守備力も重要になります。安牌を残していれば他家からリーチが入っても安牌を切りつつ押し返せるケースもあるので、中盤以降先制テンパイが難しいのであれば、河作りにはあまりこだわらず安全になりやすい牌を残しつつチートイツを狙うようにします。
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