ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第283回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その4」鉄押し9 打で押し リーチ者のが手出しであるなら、仮にリーチ者がから切りを多用する打ち手であったとしても、そのうえでテンパイ時に待ちが残ることよりは、たまたまペンやカンが残っていることが多いので、はより安全とみてよいでしょう。がツモ切りだとしても、このリーチなら牌の組み合わせでの方が通りそうです。 平和のみ良良1シ...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第282回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その3」鉄押し6 打 今回は打としても一応アガリの可能性が残りますが、完全にベタ降りする選択との比較でもを押すのは厳しいとみます。テンパイから押すかどうかは、巡目だけでは意外と判断が変わりませんが(テンパイ料があるため、巡目が深いほど、テンパイからでも降りた方がよいほど放銃のリスクが高い牌が出現することが多いことには注意)、...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第281回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その2」鉄押し4 打で引きます。基準のうえでは「どちらでも良い」ですが、鉄押し3の手牌と比べると受け入れにかなり差があります。 1翻アップすると普通くっつきは「明確に押し有利」、良悪は「微差で押し有利」となることからも、普通くっつきは互角〜微差押し、良悪は微差降り〜互角の範囲にあると考えられます。それなら、打としてもツモ次...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第280回「鉄押しの条件 著:独歩・かにマジン・しゅかつ・平澤元気 その1」鉄押し1 押し引き表を細かく覚えるのは難しく、私自身覚えているわけではありませんが、「どちらでも良い」領域がどのあたりにあるかは大雑把にでも押さえておくと、場況に応じた判断がやりやすいです。 河から通常の無筋よりは安全そうと読める牌があるということは、そうではない無筋はより危険になるということでもあります。テンパイ...