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ふんわりしたルックスでありながら芯の通った鋭い麻雀で魅せる / 白田みおの魅力とその強さ

ふんわりしたルックスでありながら芯の通った鋭い麻雀で魅せる / 白田みおの魅力とその強さ

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ふわふわ、ほんわか、ふんわり…というのが、白田みおに対する枕詞だ。しかし、実際のところは、名門・東京藝大で絵を学ぶために3浪するほど、努力を惜しまずに夢を実現する芯の通った性格を持っている。カリスマ・多井代表らがしのぎを削るRMU令昭位戦Aリーグへの昇格を決めた白田は、その舞台で勝つという夢に向かって、新たな挑戦を始めている。本記事では、そんな白田の魅力に迫っていこう。

目次

白田みお情報・プロフィールデータ

名前 白田 みお(しろた みお) 
異名 不屈のラストウルフ
生年月日 4月30日
出身地 千葉県
血液型 B型
趣味・特技 人狼、プロレス観戦
本人公式SNS Twitter
所属団体 RMU
プロ入会年 2013年
主なタイトル 夕刊フジ杯争奪 麻雀女流リーグ2018 個人 準優勝
2015・2019ティアラクライマックスリーグ優勝

白田の趣味がプロレス観戦とは意外だと思う方がいるかもしれない。白田は「見ているだけで楽しくて、周囲のプロにも勧めたいほどだ」と語る。プロレスと言えば、肉体がぶつかり合って汗がほとばしるような迫力が醍醐味だが、白田は繰り出される脚技のキレや、跳躍する姿の美しさにも注目しているという。美大出身だけあって、目のつけどころが一味違うようだ。

「察知力」の大平と「柔軟性」の白田。彼女たちの明暗――【麻雀ウォッチ プリンセスリーグ2019 予選第2節Cブロック2卓】

経歴

2013年:RMUに入会、プロデビュー
2015年:ティアラクライマックスリーグ優勝
2018年:夕刊フジ杯争奪 麻雀女流リーグ2018 個人戦準優勝
2019年:ティアラクライマックスリーグで2度目の優勝

麻雀との出会い・きっかけ

白田は家族4人で麻雀をしたことが麻雀との初めての出会いであった。それから特にハマることはなかったものの、大学入学後に一人暮らしを始めて、ニコ生の配信をするようになったことが、麻雀を本格的に始めるきっかけとなる。リスナーと一緒にできるゲームを探しているうちにネット麻雀を始めるようになり、面白さにハマっていったという。その後、RMUのカップ戦に出る機会があり、競技麻雀未経験ながら決勝まで進出する活躍を見せた。これがRMUの選手達の目に止まり、安達瑠理華から熱心にスカウトされ、RMUに入会。入会後はティアラクライマックスリーグで二度の優勝を果たすなど、遺憾無くその実力を発揮している。

白田みおプロの打ち方や雀風

白田は門前重視のバランス型で、好きな手役はメンタンピンという王道スタイルだ。とはいえ、プロ入り前はネット麻雀をやり込んでいたこともあり、鳴ける牌はスルーせずに仕掛け、テンパイすれば愚形でも即リーチというのが基本だった。それが、RMUに入って麻雀を学び直した結果、鳴かずに我慢して好形を目指すことが増えていったという。団体内でも研究熱心なことで知られており、理想のスタイルへ近づくために進化を続けている。

麻生ゆりがプレーオフ2ndに進出 白田みおが3連勝でグループ7位に浮上/ 麻雀ウォッチ プリンセスリーグ 2019 予選第3節Cブロック2卓

白田みおの対局時の様子

2019ティアラ・クライマックスリーグ 2019/12.21

©RMU

初代ティアラの白田が成長ぶりを示す麻雀を見せて、2度目の優勝を飾った。「4回戦プラス新決勝」というRMU独自ルールで争われたが、白田は4回戦までが2・4・1・2のトータル2着目。新決勝での逆転条件はトップがアガる前に、1300・2600以上を決めることだったが、開始間もなく平和が仕上がってリーチ。ツモ・裏1を加えて見事に条件を満たした。道中は抜け出せる勢いはなかったものの、常にトップを狙える位置で粘り続けられたのが、ここ一番での逆転劇につながったのだ。

白田みおが2度目のティアラ戴冠!/RMUティアラ・クライマックスリーグ

麻雀ウォッチ プリンセスリーグ第1節 Cブロック2卓 2018/5.29

派手さはないが、これぞ白田という戦いぶりだった。1回戦は草場とも子が猛攻を見せ、オーラスで一気の3連荘。並びかけた白田は突き放されたが、2着をキープ。続く2回戦でトップ、3回戦は2着で最終4回戦へ。白田は一時箱下に沈む苦しい展開。しかし、南3局で1300・2600をアガって息を吹き返すと、南4局の親番では1000オール、12000と連荘して2着まで浮上した。実力者がそろった注目卓で丁寧に打ち続け、トップは1回ながらも一人浮きとした。

白田みおが全連対で大きくリード / 麻雀ウォッチ プリンセスリーグ第1節・Cブロック2卓

EX風林火山新メンバーオーディション #5

©ABEMA

赤ドラ入りだと進行が前のめりになりやすい。じっくり構えるタイプにとっては、やりにくさを感じるはずだが、東1局の白田はそれを見透かしたかのようだった。まずは親からカンチャン待ちのリーチ。これが軽く見られ、2軒目のリーチが入るがこれもカンチャン。ともに引けず振り込まずのうちに、白田プロはタンヤオ・ドラ3を仕上げて3軒目の3面チャンの追いかけリーチ。一発で討ち取ったうえに、裏ドラも3枚。いきなり倍満のアガリとなった。東3局ではなんと8000オールを決めて、勝負を決めた。

SNSでの評価・評判

注目が集まる対局で、強い打ち方をして勝利もつかむ白田の姿に、SNS上では「強い」「さすが」といった言葉が躍っている。このところの活躍ぶりは、ファンにとっては嬉しい限りだ。

古くからのみおんぬファンにとっては、このたびの快挙には感極まるものがあるのではないだろうか。

本記事でも紹介した一局。注目卓での倍満2回は相当なインパクトを与えたに違いない。

休日にのんびりコーヒー片手にシンデレラリーグを観戦。女性のファンも多い白田でした。

白田みおのニュース・こぼれ話

白田が2021年前期令昭位戦B1リーグ優勝、Aリーグに昇格

RMUの2021年前期令昭位戦B1リーグは、7月3日に全日程が終了し、白田みおが優勝した。A級ライセンス所持者の白田プロが優勝したことから、2022年からはAリーグへと昇級する。白田は「Aリーグで戦えるわけですが、不思議と恐れなどはなく。ずっと見据えていた世界、叩きのめされたとしても ひとつでも多くのことを学びたいと思います」と決意を表明した。

敗れた後、ファン投票で仲間に1票

Mリーグ・EX風林火山の新メンバーオーディションでは見せ場も作ったものの、準決勝進出とはいかなかった白田。それでも気落ちすることなく、RMUから準決勝に進んだ松ヶ瀬隆弥小沼翔を全力で応援している。ファン投票では松ヶ瀬に1票を投じ、家族に頼んで小沼にも1票。なかなか真似できないこの行動に、白田の優しさがあふれている。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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