オンライン麻雀「Maru-Jan」を運営するシグナルトークは、12月4日に麻雀卓メーカーの大洋技研と共同開発した、オンライン麻雀卓「Maru-JanR(マルジャンアール)」を発表した。12月11日には「Maru-JanR」を4卓導入した直営の実験店舗を渋谷の道玄坂にオープンする。今後は実験店舗で得たノウハウをシステムに反映し、麻雀卓を含めたシステムを全国の麻雀店舗に販売予定だ。発表会にはシグナルトークの栢孝文社長、大洋技研の伊藤勝則社長、元乃木坂46の中田花奈、渋谷ABEMASの日向藍子が出席した。
仮想ポイントでゲーム代を払い、ゴールドを賭けて対局する
「Maru-JanR」では、「仮想ポイント」でのゲーム参加と、ポイントを変換した「ゴールド」を賭けた対局が行われる。ポイントやゴールドは一切換金できない。警察庁を管轄する国家公安員会からも合法性の回答を得ている。
入店してまずはMaru-JanRカードの登録を行う。カードを卓に載せることでユーザーを認識する。Maru-JanRカード以外にもSuicaやPASMOなどの交通系ICカードが利用できる。
対局するには仮想ポイントが必要だ。仮想ポイントはクレジットカードなどで購入可能で、現金は使用しない。
仮想ポイントはお店にいなくてもウェブ上からいつでも購入可能だ。仮想ポイントを変換したゴールドが点数によって増減する。
点棒レスでスムーズな点数移動が可能
点棒は存在せず、点数の移動やリーチは、卓に埋め込まれたタブレットで操作する。
「30符」「2ハン」など符とハン数を選択すると自動で点数計算される。
高性能のタブレットを実装しており、想像よりはるかにスムーズな操作が可能だ。
点棒が卓に詰まったり、おつりがわからないなど、点棒をやりとりする際のトラブルもなくなっている。
機械に疎いという日向も率先して点数計算の操作をしていたように、使いやすさは抜群だ。
リーチ率やアガリ回数など120項目以上の豊富なデータがリアルタイムに反映され、店舗や全国ランキングを競うことができる。
事前に情報を一切聞いていなかったという日向と中田は、この革新的なシステムを目の前にして「この卓が世の中に浸透すると、ネットとリアルが融合して、麻雀というゲームがより広まるのではないかと思いました」(日向)「この卓だったら打てそうだから、雀荘に行ってみようという気持ちの人が増えるのでは無いかと思います」(中田)と感心しきりだった。
麻雀店「Mahjong+」(マージャンプラス)として実験店舗をオープン
「Maru-JanR」を導入したシグナルトーク直営の実験店舗が12月11日(金)に渋谷道玄坂にオープンする。完全会員制で、コロナ対策にも配慮した、従来の麻雀店のイメージを変える清潔、健全、安心なお店で新しいシステムを体感できる。実験店舗で得たノウハウをシステムに反映し、今後は麻雀卓を含めたシステムを全国の麻雀店舗に販売予定。チェーン展開にも向いたシステムで、既存麻雀店チェーンでもローコストで導入が可能。
■店舗概要
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-16-7 花菱ビル3F
電話番号:03-6455-2668
Maru-JanR公式サイト:https://www.maru-jan-r.com/
Mahjong+公式サイト:https://www.maru-jan-r.com/mahjongplus/