麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン58日目の対局が1月15日(金)に開催された。
第1試合
第1試合は堀、萩原、日向、魚谷の対戦。
東1局に親の萩原がいきなり門前ホンイツの聴牌。高めのをツモって6000オールで大きなリードを得た。
その後の1本場でも堀との2軒リーチを制して12000のアガリで更に加点に成功。
その後の2本場では日向が3000・6000のアガリを決め手萩原との点差を縮める。
東2局1本場でも日向が2000・4000のアガリを決めて更に点差を縮めた。
やや点差をつけられた魚谷、堀だったが、東3局には魚谷が1000・2000。東4局には堀が2000・4000をアガって上位に詰め寄る。
南1局は日向がドラ暗刻の手をツモって2000・4000で遂にトップ目に浮上した。
しかし南3局1本場で萩原がドラ1のシャンポン待ちリーチを一発ツモで2000・4000。再びトップ目に浮上してオーラスを迎えた。
オーラスは魚谷がホンイツトイトイの聴牌にたどり着いたが仕掛けた萩原がアガリを決めてトップを勝ち取った。
第1試合結果
1位 萩原(雷電)+68.6
2位 日向(ABEMAS)+18.2
3位 魚谷(フェニックス)▲29.9
4位 堀(サクラナイツ)▲56.9
第2試合
第2試合は内川、黒沢、松本、魚谷が出場。
東場は魚谷が大物手を入れるもなかなかアガリに結びつかない展開。東4局1本場でドラポンの仕掛けをした黒沢が2000・4000のアガリでトップ目に浮上して南入となった。
南1局は松本が競り合いを制してホンイツの2000オールをアガって2着目に浮上した。
南1局1本場はラス目となっていた内川が3面張リーチ。しっかりツモって1300・2600でトップ目まで浮上した。
南2局1本場は魚谷が1000点のアガリ。僅差で供託2本ある状況としては大きなアガリを決めた。
南3局は内川が先制リーチ。ホンイツの聴牌になっていた松本から2600のアガリで大接戦のままオーラスを迎えた。
南4局は松本が高め三色のフリテンリーチ。ツモればトップまで浮上する手だったが、全者仕掛けて聴牌にたどりつき、松本が海底手番で黒沢と内川のアガリ牌のを掴み、頭ハネで黒沢のアガリとなって決着。競り合いを黒沢が仕掛けで制する形となった。
第2試合結果
1位 黒沢(雷電)+55.9
2位 内川(サクラナイツ)+8.6
3位 魚谷(フェニックス)▲13.8
4位 松本(ABEMAS)▲50.7
1月15日トータル結果
雷電(萩原1着・黒沢1着)+124.5
ABEMAS(日向2着・松本4着)▲32.5
フェニックス(魚谷3着・魚谷3着)▲43.7
サクラナイツ(堀4着・内川2着)▲48.3
雷電がチーム初の3連勝。順位を3位まで上げ、混沌としていた3位争いから一歩抜け出した。上位を狙いたいフェニックスだったが、なんとかラスを回避して踏みとどまる結果となった。