茅森早香プロが新女流最高位:第11期女流最高位決定戦
最高位戦日本プロ麻雀協会の女流プロナンバーワンを決める第11期女流最高位決定戦が11月13日に行われ、茅森早香プロが新女流最高位に輝いた。
2位は野添ゆかりプロ、3位は柳まおプロ、4位は石井あや前女流最高位だった。
首位でスタートした柳まおプロは前半戦好調だったが、7回戦目に痛恨のノーテンリーチで流局後チョンボに。※最高位戦ルールでは-40ポイント
この半荘をトータル最下位だった石井プロが制して、最終戦で全員にチャンスがある大混戦となった。
7回戦終了時
茅森 34.9
野添 12.0
柳 ▲15.9
石井 ▲75.0
最終戦は野添プロが南2局の親番で連荘してトップ目に。
新女王にリーチをかけたが、オーラスに最後の親番の茅森プロが粘る。
0本場は最後のツモでテンパイし、続く1本場は苦しい配牌から、アガれば優勝の野添プロの先制リーチに追いつき、流局に持ち込む。
そして迎えた2本場でドラ暗刻の配牌を生かし、ハネ満をツモって勝負を決めた。
南4局2本場 親 茅森 ドラ
ツモ
11年目の茅森プロは初の女流最高位となった。
最終成績
1 茅森 早香 93.3
2 野添 ゆかり 25.2
3 柳 まお ▲66
4 石井 あや ▲96.5
対局の様子はニコニコ生放送で配信され、15万人の視聴者を集めた。
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左から、石井あやプロ、野添ゆかりプロ、茅森早香プロ、柳まおプロ