最強戦ファイナルを戦った選手は対局中に何を考え、どう決断していたか? 気になる局面をピックアップし、直接選手に聞いてみた!
C卓を勝ち上がった近藤誠一は、鳳凰位・前田直哉、十段位・柴田吉和、そして元最強位(他多数)・鈴木たろうを相手に決勝卓を戦うことになった。
「各団体のタイトルホルダーが集結した決勝卓になりましたが、それに対して何か思うことはありましたか? たとえば『団体の威信を賭けた一戦』みたいな」
近藤「団体というよりは、最高位としても自分自身としても勝つこと以外、考えられませんでした。また、より一層濃い内容への期待感が高まり、楽しみになりました」
「ラス親に決まった瞬間、どう思いましたか?」
近藤「結果的には、実質一騎打ちでオーラスを迎えたので、ラス親でよかったと思いましたが、決まった瞬間は皆が思うほどの嬉しさは特にありませんでした」
東1局は前田が234の三色のフリテンリーチをかけるも1人テンパイで流局。たろうの親が流れた東2局1本場。先手を取った近藤がリーチをかける。
「下家のたろうプロがピンズに走り、が余っているという状況。近藤さんもテンパイを入れてション牌の単騎のリーチをかけました。ピンフや345の三色の手変わりもありますが、ここで即リーチに踏み切った理由を教えてください」
近藤「半荘勝負では、こういうたいしたことのない手が決まり手になることもままあります。状況的にピンフや三色を待つより、少々分が悪くても、このままぶつけようと。たろうプロの手も、その信憑性がなんとも言えず、を切るリスクも考慮して、リーチをかけました。」
(※このつづきは麻雀最強戦チャンネルでお読みください。)
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「近代麻雀」および麻雀界隈を広く取り扱うweb媒体「キンマweb」。
雑誌「近代麻雀」では誌面の都合で掲載できなかった情報などをフォローする形で掲載する。
公式HP:http://kinmaweb.jp/
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