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遅咲きのジェントルマン 近藤誠一の魅力に迫る

遅咲きのジェントルマン 近藤誠一の魅力に迫る

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「誠一さんに任せたんだよ!あなたで負けたらしょうがないって言ってるんだ!」実況の日吉が叫んだ。「Mリーグ2020レギュラーシーズン 3月4日 第2試合」にて、劇的なラストを決めた近藤誠一の姿は麻雀ファンに感動を与えた。Mリーグでも自団体のタイトル戦でも、20代・30代の実力派プロの前に立ちはだかる近藤。「現役最強」との呼び声も高いが、プロとしてのキャリアは決して長くはなかった。そこに至るまでの道のりにはどのような挫折、そして出会いがあったのか──。本記事では、近藤のプロフィール、雀風に迫ろう。

目次

近藤誠一の基本情報・プロフィールデータ

名前 近藤 誠一(こんどう せいいち) 
異名 大魔神
生年月日 1963年8月1日
出身地 兵庫県尼崎市
血液型 A型
趣味・特技 温泉
本人公式SNS Twitter
Instagram
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
所属チーム セガサミーフェニックス
プロ入会年 1997年
主なタイトル 第37・40・41・43期最高位
第10・11回モンド名人戦
第13回モンド王座
第13回最強位1期
2018最強位
四神降臨2013王座・2015秋陣
2015・2016日刊スポーツ杯スリアロ
CSGC
京都グリーン杯2016夏

近藤誠一は2021年で58歳を迎える。独身で、趣味はお酒と温泉巡り。1ヶ月に缶ビールのダンボール5ケース分を飲むほど大のビール好き。差し入れにビールを持っていくと喜ばれるかもしれない。

経歴

1997年:最高位戦日本プロ麻雀協会22期生としてプロ入り
2012年:第37期最高位(通算4期)
2016年:第10回モンド名人戦(通算2期)
2018年:セガサミーフェニックスからドラフト2位指名

麻雀との出会い・きっかけ

近藤が麻雀に出会ったのは大学時代。当時はランキング戦も行うほど熱中していたという。そして第9期最高位を獲得し、「近代麻雀」の誌面を飾っていた金子正輝(最高位戦)の記事に感銘を受け、最高位決定戦に憧れを持つようになる。24歳にして挑んだ初のプロテスト。第13期最高位戦のプロ試験を受験したが、当時の倍率30倍という狭い門に阻まれ、敢えなく不合格。その後は、大手予備校に就職し、講師として勤務する。そして約9年後の1997年、近藤は中々夢を捨てきれず、第22期最高位戦を受験。34歳の時だった。そして見事合格を勝ち取り、プロ入りを果たす。プロになった近藤は恩師である故・飯田正人(最高位戦)との出会い、突然の別れを経て自らの雀風、スタイルを大きく変える。そしてようやく、2012年、悲願の最高位を獲得したのであった──。

Mリーグの個人成績

開催年

順位

ポイント

2018

5位

144.4pt

2019

3位

332pt

2020

18位

-46.7pt

大きく打つ麻雀で安定して結果を残し続けている近藤。特に+332ptとチームに大きく貢献した2019シーズンでは、連続ラス回避23試合という驚異的な記録を残した。ポイント面での貢献はもちろんのこと、チームの士気を上げるような勝利を演出するのも近藤の魅力。2021シーズンも見るものを魅了する夢芝居で勝利を掴み、チームの大黒柱として活躍してくれることだろう。

近藤誠一の打ち方や雀風

©ABEMA

近藤は高打点を門前で進めていく打ち方が特徴だ。また状況察知力も優れており、平均放銃点は3800点と、圧倒的に低い。Mリーグ2019では、ラス回避率95%と異常なまでの成績を残している。一見すると理論派の印象を受けるが、近藤の真の強さは感性を元に打つ、独自の麻雀スタイルにある。相手のリーチがかかる気配を正確に察知し、危険牌を整理する、切るべき牌を残し、勝利へつなげる……。など、近藤の強さや雀風は理論でまとめられるものではなく、自身がこれまで試合の経験で培った察知力、状況判断力によるものと言える。対局中、近藤の思わぬ一手に、驚きと落胆の表情を浮かべるプロも少なくない。この雀風について、「麻雀するしない?」にてゲストで出演した際、「基本は感性と直感で打ち、場が込み入った場合は理論的に考えている」と語っている。

近藤誠一の対局時の様子

麻雀最強戦2018ファイナル 2018/12.9

近藤による独特の打ち方がで優勝を飾ったのが「麻雀最強戦2018ファイナル 2018/12/9」。

東1局、近藤は白・ドラ2を見据えていたところで親のリーチが入る。ここで近藤は無筋の牌を4枚押し通し、追いかけリーチで勝負に出る。親が一発で掴み、リーチ・一発・白・ドラ3の12000。スタートダッシュを決めた近藤はこの勢いを崩さず、最終局もアガり切り、見事「最高で最強」の称号を手にした。

Mリーグ2020レギュラーシーズン 2020/10/22 第1試合

©ABEMA

「Mリーグ2020 2020/10/22 第1試合」、絶好調の瑞原明奈(最高位戦・Pirates)が序盤リードし、東3局を終えて49300点持ちの展開。このまま瑞原プロが勝利を掴むのか─。

この状況が変わったのは東4局、近藤が親番を迎えた時だった。この時点では3着目だった近藤だが、ここはチートイツが見える配牌。順調に牌を重ねていって6巡目にリーチを仕掛けた。手にはドラドラで、これを見事にツモ。「チートイで高打点」のお手本のような6,000オールを決めて、トップに躍り出た。南3局の親番でもきっちりアガって、48500点まで伸ばした近藤。このリードを守り切って見事勝利。高い打点を目指す近藤が、盤石の戦いを見せた試合だった。

Mリーグ2020レギュラーシーズン 2021/3.4 第2試合

©ABEMA

劇的な展開で麻雀ファンの間でも伝説として語られる試合にもなった。冒頭でもご紹介した、実況の日吉が「ありえないだろ!こんなの!」とまで叫んだ対局だ。

東場終了時の持ち点は全員が20000点以上の接戦。南場に入ると、園田賢(最高位戦・ドリブンズ)がリードして、近藤はラス目に。倍満ツモ条件で臨んだ南4局1本場。近藤は「タンピン赤」の形でテンパイする。リーチしても高目一盃口をツモった上で裏ドラ期待の厳しい条件。迷いながらも牌を横に向けた近藤だが、なんと一発で高目の一盃口をツモ。一発がついたため、裏ドラは1枚で良い──。捲る手も震えたが、そこには見事に裏ドラあった。手に汗握る展開を制し、300点差の大逆転トップとなった近藤の表情には、驚きと安堵が入り混じっていた。

SNSでの評価・評判

現役最強との呼び声も高い近藤だが、Twitterでは試合展開に関するものが多かった。

また近藤の性格も高い人気の理由の1つだ。

近藤は、還暦も近い年齢を迎えているが、未だに独身。年齢も近い声優の結婚報道を見て、気にかけるファンも。

ファンからの贈り物を身に着けて解説してくれる。プレゼントした方は感激すること間違いないだろう。

ツイートの中で目立ったのは、やはり「Mリーグ2020 2021/3/4 第2試合」での大逆転勝利に感動したというもの。Twitterからの声を見ても、この試合は多くの人の心を動かしたことが分かる。

近藤誠一のおすすめの動画

感性の打ち手・近藤が魅せた驚異の選択

感性の打ち手・近藤が驚きの選択を見せる。リーチに囲まれた親番の近藤はチーをすればタンヤオドラ3のテンパイが入る状況で、なんとこれをスルー。自力で急所を引き入れ、より高打点かつ良形となるリーチで攻め入ることに成功する。結果、ライバルから18000を直撃し、衝撃のアガリをものにした。近藤の優れた感性が生み出す思考も動画後半で自ら解説してくれる、見どころ満載の動画となっている。

【大三元】これぞ近藤の夢芝居、奇跡の役満ツモ

近藤以外にこの役満をアガれる人はいるのだろうか。配牌には役満どころかアガリの気配すら感じられず、だれもが厳しいかと考えたこの局。しかし、近藤は大きな手だけは逃さないよう、希望を込めて丁寧に一打一打進めていく。そんな近藤の姿勢に応えるかのように手牌に集まっていく三元牌。最後は「カッ」という声とともに力強く役満ツモを決めた。近藤のオリジナリティあふれる手組に注目の一局だ。

近藤誠一のニュース・こぼれ話

「麻雀理論と直感力の使い方」が発売中!

オリジナルの麻雀を打つ近藤。その近藤の感性に近づきたいと考える麻雀ファンも多いのではないだろうか。そんな方には近藤が出した「麻雀 理論と直感力の使い方 」をおすすめしたい。近藤の頭の中を脳内科医の加藤俊徳先生がイラストなどを用いて解き明かしていく内容と、非常に興味深い内容となっている。

大切な勝負には赤パンツで挑む

近藤はゲン担ぎとして、落ち着いて対局する時は黒、気合を入れて臨む時は赤のパンツを履いている。都内の温泉で尻を丸出しにしながらもくつろぐ映像が話題になり、自身の「勝負下着」についても告白した。プロ入りをかけた対局やタイトル戦など、大舞台で赤パンツをはいてきたのだろうか。これからは、勝負下着についても気になるファンもいるかもしれない。

“千両役者”近藤誠一の勝負パンツ「『暴れてやるぞ』みたいな時は赤」(ABEMA麻雀TIMES2021/5/26)

控室のチームメイトも近藤の活躍に大盛り上がり

近藤の魅力あふれる麻雀にはファンのみならず、セガサミーフェニックスのチームメイトも大盛り上がり。近藤が奇跡の倍満ツモを決めた際には、控室に感動の嵐が吹き荒れていた。ただ勝つだけではなく、チームの仲間に希望をもたらす大黒柱として、近藤はこれからも大きな麻雀でドラマティックに魅せ続ける。

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この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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