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鈴木たろうの魅力 見るものを驚かせる「ゼウスの選択」の秘密

鈴木たろうの魅力 見るものを驚かせる「ゼウスの選択」の秘密

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鈴木たろうが繰り出す無類な一打は、「ゼウスの選択」とも呼ばれる。麻雀界最強との呼び声も高く、常人では考えられない、神の目線から場を見たような打牌で結果を出し続け、観戦者を驚かせる。本記事では、たろうの魅力、その強さに迫る。

目次

鈴木たろうの基本情報・プロフィールデータ

©Mリーグ All Rights Reserved.
名前 鈴木 たろう(すずき たろう) 
異名 ゼウスの選択
生年月日 1973年10月4日
出身地 茨城県
血液型 B型
趣味・特技 将棋、ポーカー
本人公式SNS Twitter
YouTube
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
所属チーム 赤坂ドリブンズ
プロ入会年 1997年
主なタイトル 第15期最強位
第10回BIG1CUP優勝
第8回野口賞受賞
第9・11・12・13期雀王

対局中には隙など見せることがないたろうだが、女性を目の前にすると、まるで別人のようになってしまうようだ。「M.LEAGUE公式チャンネル」にて、チームメイトの村上淳プロも「女性に弱い」とゼウスの弱点を明かしている。また、自身が好みの女性タイプについて、ふくよかな女性であることを告白した。

経歴

2003年:第4期愛翔位を獲得、第15期麻雀最強戦優勝
2005年:ワールドシリーズオブ麻雀準優勝、日本プロ麻雀協会へ移籍
2007年:第10回BIG1カップ優勝、雀王戦Aリーグに昇級
2009年:第8回野口恭一郎賞受賞
2010年:第9期雀王
2013年:第11期雀王
2014年:第12期雀王
2015年:第13期雀王
2018年:Mリーグ発足、赤坂ドリブンズからドラフト3位指名
2019年:Mリーグ初代チャンピオン

麻雀との出会い・きっかけ

たろうが麻雀と出会ったのは小学生の時。父親とその友人が自宅で麻雀を打っていることが多く、自然とルールを覚えたという。1997年、麻雀漬けの高校時代を送ったたろうは大学へ進学後、日本麻雀愛好クラブ創設者の高橋純子氏から女流雀士向けの講師を依頼される。その後、2000年から日本麻雀愛好クラブは日本プロ麻雀棋士会と名称変更。同会所属プロとなった鈴木プロはすぐに頭角を現す。第4期愛翔位、第15期麻雀最強戦で優勝を飾り、日本プロ麻雀協会に移籍後も団体の最高峰・雀王3連覇など、数々の戦績を収めていくのであった。

Mリーガー列伝(4):鈴木たろう(ドリブンズ)

鈴木たろうの打ち方や雀風

©ABEMA

たろうは「ゼウスの選択」という異名から、場況や点数状況を考慮して繰り出される一打が特徴的だ。攻めを重視する雀風で、トップを取ることに強いこだわりを持っている。

打点は常に満貫をベースに考え、アガリには遠い手格好でも、自身が動くことで相手の手をまっすぐに進めさせず、有利に試合を運ばせないことも。自分のアガリを目指しながらも、相手を土俵に上がらせない。場を支配することができる戦術は、まさに「ゼウスの選択」だ。

鈴木たろうの対局

Mリーグ2018 10月5日 第2試合

©ABEMA

第1試合ではドリブンズ・村上淳がトップを獲得し、盤石の体勢でたろうへとバトンが渡った。たろうの技が光ったのは、南4局オーラス。47400点持ちのトップ目だったたろうを、2着目の親番・朝倉が11400点差で追う展開。

[六][七][八][九][九][九][④][⑤][⑥][⑥][⑦][7][8][9] ドラ[⑥]

南4局1本場。北家のたろうは、47400点持ちのトップ目。誰もが[九]切りのピンフドラ2のヤミテンかと思われたが、たろうは[⑦]切りリーチを選択。あっさりドラ[⑥]をツモり、見事跳満に仕上げた。ヤミテンに構えるプレイヤーが多いと考えられる中、最速・最大のアガリを決めたたろうの選択は、解説者を驚かせ、多くの視聴者もうなったことだろう。

ドリブンズが2連勝で首位に肉薄 村上・たろうが爆発【Mリーグ 10/5結果】

Mリーグ2019 2月4日 第2試合

©ABEMA

第1試合で裏3の6000オールを決めて波に乗るABEMAS・松本吉弘が連闘したこの試合。第2試合に登場したたろうが、この勢いを止めた。

松本は東1、2局と立て続けに2000・4000をアガった。このまま逃げ切ると思われたが、たろうがここから反撃する。亜樹からのアガリを決めた後、東4局で2000・4000。南1局にはタンヤオ・平和・ドラ1のリーチを一発でツモって6000オール。更にはオーラス、萩原の[発]の対子落としを読み切った[発]単騎待ちのリーチをアガリきっての完勝となった。

【2/4 Mリーグ 結果】ABEMAS・松本、ドリブンズ・たろうが勝利!ドリブンズは長きトンネルを抜け遂に7位に浮上!

Mリーグ2018 11月27日 第2試合

©ABEMA

第1試合で4着に沈んだたろうと3着のKONAMI麻雀格闘倶楽部高宮まりが連闘。巻き返しを狙った第2試合は、高打点が飛び交う展開となった。東1局で高宮が3000・6000、東2局では親の雷電・萩原が4000オールと、大きく点棒が動いていく。たろうは風林火山・勝又から8000をアガって勝又が置いて行かれる展開で南入となった。

南1局、ラス目の親・勝又がリーチを打った萩原から12000を直撃。その後の1本場でたろうは3000・6000をアガってトップ目に浮上。南3局の親番でもホンイツ・チートイツでリードを大きく広げて、トップを飾った。リスクとリターンを正しく見極めたたろうが、冷静にトップを勝ち取った。

黒沢とたろうがトップ!ドリブンズが10月8日以来の首位に!!【Mリーグ 11/27結果】

SNSでの評価・評判

「強い」だけではすまないSNSでのたろう評。「やっぱり強いんだな」といったように、ファンの間ではその誰もが真似できない圧倒的な強さにため息が漏れるようなつぶやきが多い。

序盤の丁寧な打ち回しなど、最高位戦・鈴木聡一郎が視聴者に伝える。

「結局は鈴木たろうプロ」。その言葉に妙に納得してしまうファンも多いのではないか。

稼げる時にはしっかり稼いで大きなトップを取り、無駄な失点をせずに勝ち切る打ち筋は、プロ中のプロである。

鈴木たろうのニュース・こぼれ話

ダイエットドリブンズの調子は?

赤坂ドリブンズは、「ダイエットドリブンズ」というTwitterアカウントで、運動や食事内容をひたすら記録する「レコーディングダイエット」にチャレンジしている。合言葉は「牌効率より体脂肪率」だ。しかし、たろうはあまり乗り気ではないようで、「痩せたくないわけじゃないんだけど、食べたいです」と話している。食べることで英気を養い、それが麻雀にいきることに期待しよう。

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たろう、異世界アニメにハマる!

たろうは「ソードアート・オンライン」という名作をきっかけに、異世界アニメの面白さを知った。そこから「転生したらスライムだった件」「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」などに夢中になり、多井隆晴などプロ仲間にも勧めているという。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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