好牌先打(コウハイセンダ)
好牌先打は、中国語読みではハオパイセンターと言います。この言葉を初めて聞いたのは、高校時代ですかね。古川凱章先生という、本当に日本の麻雀界に名を成しておられる大先輩がいるんですけれども、その方が初めて使われたような記憶があります。
相手に危なくなりそうな牌、つまりロンされる、あるいはチー・ポンされそうな牌は、手組みの上で要らないのであれば先に切っておきなさいと。おいしそうな牌は先に切っておいて、後から安全な牌を切っていくようにしましょうという教えが好牌先打。優位牌は先打ちしておいたほうがいいですよと。この手牌を見てください。
ツモ
ここに今、を持ってきました。好牌先打。とを先に処理して、とを後から処理していく。これが好牌先打の魅力なんです。私、いまだに好牌先打の精神を守っております。
荒牌平局(コウハイヘイキョク)
荒牌平局とは。「何だ、これ」でございますけれども、流局のことです。王牌を14枚残して、その局は終わりますよね。終わった瞬間に、荒牌平局だったと言います。しかし言いづらいので、みんな流局と言っておりますけれども、荒牌平局イコール流局です。
轟盲牌(ゴウモウパイ)
轟盲牌というのは「ムダヅモ無き改革」という漫画に出てくる話でございますけれども、例えば。ウーンと力を入れたら牌が削れてに変わるという如何様技。これ、轟盲牌といいます。
五二(ゴーニー/ゴンニー)
ゴーニーやゴンニーというのは、5200点という和了点のことでございます。
金門橋(ゴールデンゲートブリッジ/キンモンキョウ)
金門橋、今、作ります。金門橋、見てください。これが金門橋です。
萬子でも筒子でも索子でもかまいません。123、345、567、789、つながっていますね。ブリッジですね。中国麻雀では一色四歩高といいますけれども、雀頭が5じゃなきゃ駄目とか、チンイチになっていなきゃ駄目とか、門前じゃないと駄目とか、いろいろ決め事がありますが、とにかく123、345、567、789がそろっていれば、基本的には金門橋という役満になります。アメリカ生まれです。これはさすがに金門橋ということだけあって、アメリカ生まれのルールでございます。
コールドゲーム
コールドゲームというのは、持ち点がけっこう増えてきたら、そこでゲームセットしてしまおうというルールです。一般的には5万5000点とか、6万点がだいたいコールドゲームの基準になっているようです。2万5000点原点で始まって、トップが5万5000点、6万点になると、コールドゲームといって、その局でゲームセットになるルールでございます。
黒一色(コクイーソウ/コクイッショク)
黒一色とは、黒い牌だけで作る役満でございます。、あとはを使う対々(トイトイ)、もしくは七対子(チートイツ)。例えば、こうです。ポン、ポン。
これで聴牌。黒一色。
ポン、ポン。
かで和了れば、黒一色でございます。
国際安全牌(コクサイアンゼンパイ)
国際安全牌というのは、相手3人、誰にも通る牌、共通して安全な牌、共通安全牌という言い方もあるんですが、国際安全牌と言います。みんなに通る牌。
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