3ノコ(サンノコ)
3ノコとは、サイコロの目で12が出たときに、最初の取り出し場所を示す言葉です。これは、麻雀のゲームが始まる場合によく言われている用語でございます。サイコロの目で12が出ます。12なので、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12と左から数えます。山には17枚の牌が並んでいますから、開門場所からあと5つ残っていますね。そこから2つ取り出しますから、3つ残るんです。つまり3ノコです。いちいち1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12と数えないで、「3ノコだよ」、「12は3個残せばいいんだよ」ということです。最初の取り出しで、12で取り出すときは、「逆から数えたほうが早いよ、3ノコで取ってごらん」という言い方をします。
三倍満(サンバイマン)
三倍満とは、満貫の3倍の点数がもらえる和了です。倍満は、リーチ、ツモ、タンヤオ、平和、三色、ドラ、ドラと、指が8本折れたらいいですね。門前のチンイチで6本折れて、ドラ、ドラ。これも倍満です。三倍満というと、満貫の3倍ですから、何本指が折れたらいいか。役の数は11個です。例えば、トイトイ、ホンイチ、小三元、ドラ3で11個です。他にもメンチン、平和、一気通貫、ドラ、ドラで11個になります。何せカウントしていって指が11本折れたら三倍満と言います。親は満貫が1万2000点ですから、その3倍で3万6000点。子供の場合は満貫が8000点ですから、その3倍で2万4000点。11個以上、指がいくら折れても三倍満ということです。また、決めですけど、いくつ折れたら役満と数えているところもあります。三倍満は指が11本折れた段階で確定いたします。
三筒(サンピン)
三筒とは、筒子の3です。
筒子で丸が3つあると三筒。牌の天地をひっくり返しても同じ形なのが三筒です。
三風刻(サンプウコー/サンプウコウ)
三風刻とは、風牌のうち3種類が3枚ずつ含まれた形で成立する役です。ちょっと聞き慣れない役の名前ですね。三つの風が刻むと書いてありますから、登場するのは風牌です。その風牌のうちの3組を使って和了れば三風刻となります。ポンでも暗刻でもいいんです。もう1個来ると小四喜という役満になりますけど、その手前の形です。このような手牌です。
あとの4枚はどんな形でもいいんです。三風刻という、一応、2翻役にしているローカルルールもございます。
三風戦(サンプウセン)
三風戦とは、南場の後に西場を行うゲームです。三つの風の戦。東風戦、東南戦、三風戦。区分けすれば、東場1周で終わるのが東風戦です。普段、オーソドックスなのは、東場の後に南場を行うのが東南戦です。三風戦は、東場、南場の後に、もう1周、西場があります。東場、南場、西場が終わって1ゲームというくくりを三風戦という言い方をしております。
三麻(サンマ)
三麻とは、3人麻雀の略称です。4人麻雀を四麻という言い方をする方もいるのに対して、3人麻雀を略して三麻と言います。
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